(本記事は、佐伯益咲寿氏の著書『「バカ」になれる人ほど「人生」はうまくいく』クロスメディア・パブリッシングの中から一部を抜粋・編集しています)

行動しないことが最大の失敗である

「バカ」になれる人ほど「人生」はうまくいく
(画像=Webサイトより※クリックするとAmazonに飛びます)

今はみんな臆病になっています。若い人ほどそうかもしれない。自分が何か挑戦して痛い目にあいたくないというのもそうだし、失敗したときに周りから叩かれたくないという気持ちが強いのかもしれないですね。

だけど僕が思うのは「失敗」なんて大したことないよと。ダメだったらやり直せばいいだけ。自分の人生なんだからどこでどんな失敗しようと、それも自分じゃないですか。

僕という人間だって、言ってみれば失敗からでき上がった人間です。大きな負債を抱えてどうしようもないことだってあった。

だけど、そこから学んでまた起き上がった。何も恥ずかしくないし、何かに挑戦すると失敗は当然ついてくるもの。ただそれだけなんです。

どうして失敗を過剰に恐れるのか。僕が思うのは選択肢がありすぎるからです。人生のいろんな場面で選択肢がたくさんあるのは、一見いいことのようだけど逆に言えば「不自由を突破する」という経験値が少なくなることでもある。

すごくベタな例をあげると、昔は女の子と連絡を取ることだって不自由でひと苦労だった。相手が実家暮らしだったら電話をかけて、家のお父さんとかお母さんに取り次いでもらわないといけない。

そもそも電話番号を教えてもらうことだってハードルがあったわけです。今みたいにLINEを簡単に交換し合うようなわけにはいかない。だから、そこでいろんな知恵や努力、勇気も必要になって鍛えられる。

失敗するのが当然という環境だから、むしろ早くいっぱいいろんな失敗をしたほうが学べることが多くて、周りからも「すごいな」という目で見られて、そのうちうまくいくことが増えていいことしかなかった。

これは男女関係だけではなくて人生全般そうなんです。不自由な環境で失敗して経験値を積み重ねるから自分に自信が持てる。だから成功の数は失敗の数でもある。

もっと言えば、親や先生、職場なら上司が「こうしたらいい」と言い過ぎ。だからすぐに「正解」をみんなも知りたがる。それではいつまでも失敗を恐れる気持ちから抜け出せません。

うちの子どもなどは、ほったらかしですよ。ほったらかしたらどうするか。自分で考える。だから勝手にアメリカに行っちゃいました。自分で決めて全部自分の経験にすればいいんです。

冒険でも何でもいいから失敗をもっとしたらいい。失敗したということは少なくとも何か行動したという証拠じゃないですか。

仕事だってそうです。どんなビジネスだって頭でいくら考えていたってどうしようもない。実際にやってみないと。頭の中でいくらシミュレーションがうまくできても、やってみた結果はたいてい違う。なのにシミュレーションの時点で確率を上げることばかりやってる。

そうやって行動を避けてると、さらに行動が遠のいて失敗が怖くなる。悪循環です。気になる子がいるなら行動する。うまくいかなければ、そのアプローチだとダメなのかとわかる。だから僕はいつも言ってます。

成功の反対は失敗ではなく、行動しないことなんです。

「バカ」になれる人ほど「人生」はうまくいく
佐伯益咲寿(さえき・まさとし)
カンシングループ会長兼CEO。1965年生まれ。香川県小豆島出身。高校卒業後、18歳で瀬戸内の汽船会社に就職。
29歳で住宅設備機器の販売会社を設立。売上70億円の会社にまで成長したが、42歳のときに倒産。17億円の負債を抱える。2009年、心機一転して株式会社カンシンを千葉県船橋市に設立。住宅の総合維持管理会社として、不動産業、ハウスメンテナンス業などを展開。誠心誠意、お客様に向き合い続け、2019年に創業10 周年を迎える。趣味は、食道楽、着道楽、旅道楽。座右の銘は、「我 事において 後悔せず」(宮本武蔵『独行道』より)。

※画像をクリックするとAmazonに飛びます