株投資
(画像=PIXTA)

目次

  1. 株式投資とギャンブルの違いとは
  2. 失敗その1:推奨銘柄を鵜呑みにして買う
  3. 失敗その2:ストップ高のデイトレ銘柄や仕手銘柄に飛び乗る
  4. 失敗その3:利食いは小さく損切りは大きくなってしまう
  5. 失敗その4:売った後に大きく上がってしまう
  6. 失敗その5:いきなり投資金をはたき1銘柄を買ってしまう
  7. 失敗も糧に投資を楽しもう

株式投資とギャンブルの違いとは

株式総合口座さえ作ったらいつでも株式投資は始められる。でも、ちょっと待ってほしい。株式投資をカジノのようなギャンブルと考えていないだろうか。

たとえば、ルーレットであれば赤と黒がでる確率は一緒だ。リターンも当たる確率と見合っている。赤黒は1/2の確率なので当たれば2倍になって戻ってくる。流れや運という要素はあるものの基本的には確率のゲームだ。 競馬や宝くじの場合はどうだろう。集まった金額を勝者が取るので、手数料などを抜きにすれば、勝ちの総額と負けの総額は一緒になる。ゼロサムゲームだ。勝つ人がいれば必ず負ける人がいる。

しかし、株式市場は確率のゲームでもゼロサムゲームではない。企業が成長し、株価が右上がりを続けているなら、短期投資家も長期投資家もすべての投資家が勝つということもあり得るのだ。

したがって、相場観やファンダメンタルズやテクニカルなどを研究、勉強して経験値をあげていけば、勝つ確率を上げることが可能なのが、株式投資だといえるだろう。

初心者が陥りがちな典型的な失敗例を挙げてみた。失敗を学ぶ事で、心技体を強くして、株式相場での勝者を目指そう。

失敗その1:推奨銘柄を鵜呑みにして買う

セミナーや雑誌、投資顧問などの推奨銘柄を何も考えずに買ってしまう。 これで儲かることもよくあるが、それはたまたま運がよかっただけだ。なんの経験にもならない。 株式市場は、研究、勉強し、経験値を上げることで勝つ確率が上がるからこそ楽しい。銘柄を教えてもらうことは悪いことではないが、どうしてその銘柄を買うのか、どういう会社なのか、などをしっかり考えて経験値をあげないと意味がない。

うまくいった場合、失敗した場合で、その理由を考えることが財産になる。まずは、心技体の心を整えよう。勝つことは大事だが、相場と向き合う心を作ることが一番大切だ。

失敗その2:ストップ高のデイトレ銘柄や仕手銘柄に飛び乗る