LINE証券は儲かる?実際のところどうなのか解説
(画像=ZUU online編集部)

LINE証券は、スマホ1つで手軽に投資が行えるネット証券です。LINE証券はスマホでの使いやすさに特化していることから、取引画面が簡潔で分かりやすい特徴があります。

本記事では、LINE証券はもうかるのか、口座開設の流れや売買の流れについて解説していきます。

この記事でわかること
  • LINE証券で儲けることができるのか
  • LINE証券の始め方
  • 資産運用を始める際の注意点

LINE証券は儲かる?ウワサの真相

ZO_2207_001_1

LINE証券を利用すれば必ずもうかるとは言い切れません。金融商品は日々値動きが変動するため、どの証券会社を利用しても「必ずもうかる」と断言することはできないのです。

LINE証券に限らず、投資を行う際は損失を被るリスクをきちんと理解してから取り組みましょう

LINE証券は少額でも投資を始められる

LINE証券では、単元未満株の「いちかぶ」サービスを取り扱っているため、少額投資が可能です。単元未満株とは、100株や1,000株など銘柄ごとによって定められた取引の単位に満たない株数で取引を行うことを指します。

たとえば、株価1,000円の株式を1単元(100株)購入する場合は、10万円の購入資金が必要となります。しかし、単元未満株では1株から購入可能であるため、1,000円から投資が可能となるのです。

LINE証券の「いちかぶ」では、時価総額ベースで国内株式の約96%の銘柄を取り扱っています(2022年4月28日時点)。銘柄の中には数百円で購入できる株式もあります。「必ずもうかる」とは言い切れないものの、少額から投資にチャレンジできる点は、多くの投資家にとって大きなメリットといえるでしょう。

また単元株で取引を行う場合、複数の銘柄に分散投資をするためには、まとまった投資資金が必要となります。しかし、いちかぶでは1株を数百円から購入できるため、少額投資でも複数の銘柄に分散投資することが可能です。この点も、投資家にとってメリットのひとつといえます。

口座開設で株がもらえる

LINE証券
画像引用:LINE証券

LINE証券では、初めて口座開設を行う人を対象に、最大4,000円相当の株式購入代金をプレゼントするキャンペーンを行っています。特典は2ステップに分かれており、詳細は以下のとおりです。

特典1.
LINE証券で口座開設後、クイズに2問答える。1問以上正解した人に最大1,000円相当の株式購入代金をプレゼント。

特典2.
口座開設の翌月末までに、いちかぶにて1回あたりの取引総額が1万円以上となった人に現金3,000円をプレゼント。
※口座開設時のクイズに1問以上正解していることが条件

参照:LINE証券公式サイト

特典1では、対象銘柄の中から株式購入代金がプレゼントされるため、自己資金0円で株式投資が始められます。「株式投資に興味があるけれど、なかなか勇気が出ない」という人でも、自己資金なしで始められるキャンペーンであれば、気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。

なお、本キャンペーンに参加するためには公式サイトからのエントリーが必要となります。口座開設を行う際は忘れずに手続きを行いましょう。

LINE証券を口座開設する

過去には10万がもらえるキャンペーンも

LINE証券
画像引用:LINE証券

LINE証券では、2022年5月24日から最大10万円がプレゼントされるキャンペーンが開催されました。本キャンペーンは2つの条件を達成すれば、10万円もしくは1万円どちらかが必ず当たるというものでした。

2つの条件の詳細は以下の通りです。

条件1.いちかぶ取引で合計10万円以上の取引を行う(5/24~5/31の間)

条件2.日本株CFDもしくは外国株CFDで合計10回以上の取引を行う(5/24~6/8の間)

本キャンペーンでは多くの投資家が参加したため、条件2のCFD取引期間については6月3日(金)14:50約定分をもってキャンペーンが早期終了となる旨が発表されました。

キャンペーンを有効活用しながら取引を行うためには、公式SNSの情報や公式サイトをこまめにチェックする必要があります。積極的に情報収集を行うように心がけましょう。

ポイントで少しずつもうけている人も

LINE証券では、LINEポイントによるポイント投資が可能です。LINEポイントがためられるサービスは、主に以下の内容です。

・ミッションをクリアしてためる(ゲームプレー、動画再生など)
・LINEサービスでためる
・LINE Payでためる
・店頭キャンペーンでためる

LINE証券では、1ポイント=1円としてポイントでの投資が可能となっており、つみたて投資にも利用可能です。「自己資金で投資を始めたいが、自分のお金でやってみる勇気が出ない」という人は、まずポイント投資からチャレンジするのもよいでしょう。

ただし、ポイント投資であっても市場動向によっては投資資金が減少する可能性があります。現金での投資同様に、きちんとリスクを理解して取り組みましょう。

LINE証券を口座開設する

LINE証券のやり方・株の始め方は?

ZO_2207_001_2

LINE証券では、以下の3つのステップで口座開設が行えます。

LINE証券の口座開設3つのステップ
  1. 個人情報の入力
  2. 携帯電話の認証
  3. 本人確認書類の登録

また、口座開設手続きはLINEアプリ内から行えます。別途に専用アプリをインストールする必要もありません。

口座開設をする

口座の開設手続きは、LINEアプリもしくはLINE証券公式サイトから行えます。株の購入資金がプレゼントされるキャンペーンに参加するためには、事前のエントリーが必要となるため、忘れずに手続きを行いましょう。

まず、画面の案内に従って、氏名や生年月日、住所などの情報を入力します。その後、携帯電話の認証手続きへ進みます。SMSによって認証番号が送付されるため、間違いのないように入力しましょう。

最後に本人確認書類の登録です。運転免許証もしくはマイナンバーカードを持っている人は「かんたん本人確認」が利用できます。かんたん本人確認を利用すると、最短翌営業日から取引が可能となります。

入金する

LINE証券では、以下の5つの方法で入金手続きが可能です。

LINE証券の入金手続き5つの方法
  1. LINE Payによる入金
  2. LINE Payに登録している銀行口座からの入金
  3. 提携金融機関のインターネットバンキングからの即時入金(クイック入金)
  4. LINE証券の入金専用口座への振り込み
  5. 他サービスの口座(FX口座、各CFD口座)からの振替入金

LINE証券の入金専用口座への振り込みでは、振込手数料を負担する必要があります。しかし、その他の入金方法については、手数料無料で利用できます。より便利に利用できる入金方法を選びましょう。

LINE証券を口座開設する

銘柄を選んで買う

LINE証券の株式取引では、100株単位もしくは1株単位で購入可能です。購入する銘柄を選択し、注文数量を入力しましょう。100株単位での購入手続きでは、「成行注文」もしくは「指値注文」が利用できます。

なお、約定が成立した注文は取消ができません。入力内容をよく確認してから注文手続きを行いましょう。

売却する

LINE証券では、取引所へ注文を流す100株単位での売却、もしくはLINE証券と相対取引を行う1株単位での売却が行えます

ポートフォリオ内から売却する株式を選び、売却する注文数量を入力しましょう。100株単位での売却では、「成行注文」もしくは「指値注文」が利用可能です。

約定が成立した注文は取消ができないため、入力内容をよく確認してから注文手続きを行いましょう。

出金する

LINE証券では、以下の3つの方法で出金手続きが行えます。

LINE証券で出金する3つの方法
  1. LINE Payアカウントへの出金
  2. 登録済みの出金口座への振り込み
  3. 他サービスの口座(FX口座、各CFD口座)への振替出金

いずれの出金方法も手数料はかかりません。なお、LINE Payではチャージ上限が100万円となっています。口座にある残高と合わせて、100万円を超える金額は出金できない仕組みとなっています。

first1 second2 third3 4 5
証券
会社
買付
手数料

無料

無料

無料

無料

無料
取扱
商品数

181

183

152

33

171
最低積立金額 100円〜 100円〜 100円〜 1000円〜 100円〜
積立
頻度
毎日
毎月
毎日
毎週
毎月
毎日
毎月
毎月 毎月
特徴 楽天サービスとの連携に強み 口座数が国内No.1 クレカ積立のポイント還元率1.1% 初心者でも簡単!LINEから投資を始められる auユーザー
必見
公式
サイト
口座開設をする 口座開設をする 口座開設をする 口座開設をする 口座開設をする

LINE証券とは?実際のところどうなの?

ZO_2207_001_3
取扱金融商品・国内株式
・投資信託
・iDeCo
・FX
・CFD
取引方法(株式)・相対取引
・成行注文
・指値注文
取引手数料(現物取引)55円~1,070円(税込み)
取引手数料(信用取引)0円
取引手数料(いちかぶ)スプレッド
取引手数料(投資信託)0円
一般NISA×
つみたてNISA
iDeCo
つみたてNISA取扱銘柄数9本
メリット・数百円から投資が始められる
・LINEポイントで投資可能
・LINEアプリで情報収集ができる
デメリット・一般NISAは開設不可
・投資信託の取り扱いファンドが少ない
・外国株(現物)の取り扱いがない
※2022年7月20日現在

LINE証券は、スマホ1つで手軽に投資できる点が大きな魅力です。単元未満株の「いちかぶ」サービスを取り扱っており、数百円から株式投資を始めることも可能です。

また、LINEアプリと連携しているため、経済指標発表時や相場の急変時はLINEトークでお知らせしてくれる利便性もあります。普段から使っているアプリで投資の情報収集が行える点は、多くの人にとって便利な機能といえるでしょう。

ただし、LINE証券では一般NISAの開設が行えません。株式取引でNISA口座を利用したいという人にとっては、多少使い勝手が悪いと感じるかもしれません。

LINE証券を口座開設する

LINE証券で資産運用を始める際の注意点

ZO_2207_001_4

LINE証券で資産運用を始める際には、いくつか気を付けるべき注意点があります。以下で詳しく確認していきましょう。

一株買うにはスプレッドがある

LINE証券の取引手数料は以下のとおりです。

現物取引55円~1,070円(税込み)
信用取引0円
いちかぶスプレッド
投資信託0円
※2022年7月20日現在

たとえば、日本郵船 <9101> を約定価格9,000円で100株購入した場合の取引手数料について、大手ネット証券と比較してみましょう。

証券会社取引手数料(税込み)
LINE証券535円
SBI証券535円
楽天証券535円
松井証券1,100円
※2022年7月20日現在

1回あたりの取引手数料を比較すると、他の大手ネット証券と同じ、もしくは安い水準となっています。ただし、楽天証券とSBI証券では1日定額の手数料コースを導入しており、その手数料コースを利用した場合、手数料が0円となります。

取引内容によっては、他の証券会社の方が手数料が安くなる場合もあるため、注意が必要です。

また、LINE証券のいちかぶ取引ではスプレッドによるコストが発生する仕組みとなっています。適用されるスプレッドは銘柄や時間帯によって異なっており、詳細は以下のとおりです。

LINE証券

上記の表にあるとおり、グループAの銘柄では東証がクローズした後や昼休憩の時間帯でも取引できるメリットがあります。しかし、スプレッドが1.0%に広がる点に注意が必要です。

次に、LINE証券と同じくスプレッド式でのコストが発生する「PayPay証券」と「ひな株」を比較してみましょう。

証券会社スプレッド
LINE証券(いちかぶ)0.35%~1.0%
PayPay証券0.5%~1.0%
CONNECT(ひな株)0.5%
※2022年7月20日現在

LINE証券のいちかぶでは、東証の取引時間内であれば0.35%のスプレッドで取引ができます。取引を行う時間帯に注意をすれば、コストを抑えながら単元未満株の取引が行えるといえます。

LINE証券を口座開設する

投資信託の取扱数が少ない

7月時点でLINE証券で取り扱っている投資信託は33本あり、決して取り扱いが豊富とはいえません。大手ネット証券の取扱ファンド数は以下のとおりです。

証券会社投資信託取扱ファンド数
(2022年7月20日現在)
楽天証券2,651本
SBI証券2,705本
マネックス証券1,263本
松井証券1,613本

ただし、LINE証券でも人気ファンドであるeMAXISシリーズやアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は取り扱っているため、これらのファンドへ投資をする際は不便を感じることは少ないでしょう。

一方、日経平均株価やS&P500、NYダウなどインデックス型のファンドは取り扱いが少ないようです。インデックスファンドをメインに投資したいという人にとっては、選択肢が少ないと感じるかもしれません。

1株で取引できる商品の取扱数も少ない

LINE証券のいちかぶで取り扱っている銘柄は1,500銘柄以上となっています(2022年4月28日時点)。東証へ上場している企業は約3,800社(2022年7月20日現在)となっているため、およそ4割の取り扱いにとどまっています。時価総額ベースでは約96%をカバーしているものの、取引したい銘柄を取り扱っていない可能性もあるでしょう。

単元未満株のサービスを提供している他の証券会社では、以下のとおりの銘柄を取り扱っています。

証券会社取扱銘柄
SBI証券(S株)東証(プライム・スタンダード・グロース)上場銘柄
マネックス証券(ワン株)・店頭取引(マネックス証券が定める銘柄)
・委託取引(東証上場銘柄、名証上場銘柄)
※2022年7月20日現在

SBI証券では東証上場銘柄の全てを取引できます。また、マネックス証券では名証上場銘柄も取引可能です。

LINE証券を口座開設する

米国株の取り扱いがない

LINE証券では米国株の現物取引が行えません。米国株の現物取引を検討している人は、他の証券会社と併用することを検討しましょう。

ただし、LINE証券ではCFD取引によって米国株取引を行うことが可能です。CFD取引とは、「差金決済取引」と呼ばれるもので、商品価格の差額によって取引を行う方法です。CFD取引の特徴を以下の表にまとめています。

メリットデメリット
・「売り」の取引から入れる
・下落局面でも利益を得られる可能性がある
・少額取引が可能
・レバレッジによってリスクが大きくなる
・追証が発生する可能性がある

CFD取引の最大の特徴は、現物のやり取りを伴わない点です。現物取引では、「安く買って高く売る」という取引によって利益を得ますが、CFD取引では「売りのポジションを保有して、価格が下落したら利益を得る」という取引が可能になります。

そのため、CFD取引では相場の下落局面でも利益を得るチャンスがある点が大きなメリットといえます。

また、CFD取引ではレバレッジがかけられることも特徴のひとつです。これにより預け入れした金額以上の取引が行えるようになります。しかし、その分損失のリスクも大きくなる点に注意しなければいけません。

レバレッジをかけた取引では、相場の変動によって追証が発生することがあります。場合によっては預け入れした金額以上の損失が発生することもあるため、あらかじめリスクの大きさについては十分理解しておくことが大切です。

投資できる金融商品の幅は大手に劣る

LINE証券で取り扱っている金融商品は、以下のとおりです。

・国内株式
・投資信託
・FX
・iDeCo
・CFD

大手証券会社で取り扱っている外国株や債券、金などの商品はLINE証券では取引できません。特に、外国株式の取り扱いがない点については大きなデメリットといえるでしょう。

一般NISAでは利用できない

LINE証券では一般NISAの取り扱いがなく、つみたてNISAのみの取り扱いとなっています。株式取引で一般NISAを利用したい人にとっては、不便に感じるでしょう。

他の証券会社で一般NISAを利用し、LINE証券ではCFD取引やIPOを利用するなど、用途に合わせて複数の証券会社を使い分けることがおすすめです。

LINE証券を口座開設する

まとめ

ZO_2207_001_5

本記事では、LINE証券の特徴について解説してきました。「LINE証券はもうかるか」という点については断言ができないものの、単元未満株の「いちかぶ」が利用できる点やポイント投資ができる点は、多くの投資家にとって大きなメリットといえます。

また、LINE証券ではスマホで取引が完結できる点も魅力のひとつです。LINEアプリを通じて情報収集も行えるため、移動時間や休憩時間などのちょっとした時間に取引を楽しめるメリットもあります。

「スマホで手軽に投資を行いたい」「ポイント投資から投資を始めたい」という人は、LINE証券での口座開設を検討するとよいでしょう。

LINE証券を口座開設する