苛原 寛
著者
慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。
総合評価点
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4.88点
こんな人におすすめ
SBIネオトレード証券がおすすめな人は、積極的に取引をしたいトレーダーです。特に信用取引は取引手数料が無料で金利および貸株料も低水準に設定されているため、信用取引の取引が多い人は取引コスト抑制効果が大きいでしょう。
SBIネオトレード証券の取引手数料は業界最低水準です。取引手数料については「2022年 オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」の取引手数料部門において、8年連続で1位を受賞しており、外部の評価機関にも認められる取引手数料の安さとなっています。国内株式の取引手数料は、1回の約定ごとに手数料がかかる「一律プラン」と1日の合計約定代金に応じて手数料がかかる「定額プラン」の2つのプランから選択できます。どちらのプランも主要ネット証券および取引手数料が安いことを打ち出しているGMOクリック証券、DMM.com証券と比較しても安くなっており、取引手数料を抑えた投資をしたい人におすすめでしょう。特に、信用取引は選択したプランや約定代金にかかわらず全銘柄が取引手数料無料となっています。条件付きで信用取引の取引手数料を無料にしている証券会社がありますが、SBIネオトレード証券は条件なしで取引手数料が無料になる点が魅力です。ただし、NISA口座における取引手数料は、無料としている証券会社がある一方で、SBIネオトレード証券では通常の現物取引と同様の取引手数料がかかる点に留意しましょう。
専門家のレビュー
個人投資家
たぱぞう氏のコメント
30代女性マルコママ さん
満足度
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30代男性ジョルジュ さん
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4.56点
こんな人におすすめ
DMM.com証券は、1回の約定代金が150万円を超える日本株や、米国株を売買する人におすすめです。大手ネット証券のSBI証券と比べて、手数料が安くなります。また、取引手数料体系が非常にシンプルで、初心者にも分かりやすくなっています。
DMM.com証券の日本株の取引手数料は、現物取引は55円(税込)から、信用取引は1約定300万円までは一律88円(税込)、300万円超なら無料と業界最低水準の取引手数料になっています。約定プランと1日定額プランの2つのプランからの選択方式を採用するネット証券と異なり、約定プランのみのシンプルな手数料体系で、分かりやすいでしょう。
米国株の取引手数料は無料です。大手ネット証券のSBI証券や楽天証券の取引手数料は約定代金の0.495%(税込)となっており、売買時の為替スプレッドは同様に1ドルあたり 25銭です。業界最安の取引手数料となっているため、取引手数料を抑えて米国株式に投資をしたい人には魅力的です。
さらに取引手数料に応じてDMM.com証券独自のポイント「DMM 株ポイント」がたまります。他にも、口座開設費、口座管理・維持費、入金手数料、出金手数料が無料となっています。
専門家のレビュー
個人投資家
たぱぞう氏のコメント
DMM.com証券のオンライン株式トレードサービスを扱っています。国内株に加え、米国株式も扱っています。ツールとして、スマホでも操作可能なDMM株 アプリ、初心者から使えるDMM株 STANDARDの他に、機能が充実したDMM株PRO+を提供しています。注文機能やチャート機能に優れ、こだわりのある投資家にもご利用いただける仕様です。
NISA系は、一般NISA、ジュニアNISAを扱っています。投資信託は扱っておらず、つみたてNISAも利用できません。個別株中心に投資を行いたい人や、サテライトで個別株を扱いたい人に向いています。
特徴的なのは、米国株式の取引手数料は0円という大胆な設定です。米国株式の取引手数料は一切かかりません。ただし、円貨決済のみのため、売買のたびに為替手数料がかかります。売買時の為替手数料は片道25銭です。配当金受取時の為替スプレッドは、基準為替レート-1円となります。外貨での運用は管理の手間が増えますので、円貨でわかりやすく運用したいという人向けの証券口座といえます。
40代女性まるちゃん さん
満足度
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20代男性にんい さん
満足度
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4.20点
こんな人におすすめ
GMOクリック証券は、業界最安値水準の取引手数料でコストを抑えた投資をしたい人におすすめです。特に、株主優待を狙う投資家におすすめです。株主優待を取得して株価変動リスクを抑える「つなぎ売り」はコストを抑えることが重要であるため、株主優待を利用した取引手数料キャッシュバックは魅力です。また、預金金利を高めたいと考えている人にもおすすめです。
GMOクリック証券の取引手数料は業界最安値水準です。さらに、GMOインターネットグループ各社の株主優待を利用することで、取引手数料が一定の金額までキャッシュバックされます。株主優待によるキャッシュバックは半年で最大2万9,000円です。25歳以下の投資家は現物取引の手数料を無料にしているネット証券がありますが、GMOクリック証券では、すべての投資家が株主優待を利用して取引手数料を実質無料にできる場合があります。
GMOあおぞらネット銀行との口座連携サービス「証券コネクト口座」を利用する場合、円普通預金金利が0.11%(年率、税引前)になります。優遇金利で投資資金だけではなく生活資金も一緒に「証券コネクト口座」に預け入れる場合、より多くの利息を得られる点が魅力です。GMOクリック証券の口座を開設する人は、GMOあおぞらネット銀行も同時に開設することを検討してみましょう。
専門家のレビュー
専業投資家
DAIBOUCHOU氏のコメント
GMOインターネット(9449)とGMO子会社の株主優待で、GMOクリック証券のキャッシュバックが受けられます。
特にGMOフィナンシャルHDは、5.5%程度の配当利回りに加え、7.8%程度の株主優待利回りが追加され、年利回り13.3%の利益が期待出来ます。(2022年8月12日の株価766円で100株投資、年間配当1株42円、株主優待は3000円キャッシュバックを年2回で計算。)
また、貸株サービスがあり、貸株利回りが良い銘柄だけを選択して、効率的に貸株金利を稼げます。
貸株中でも優待株の権利が取れる設定があります。ただ、全株貸出すると長期保有条件を達成出来ない恐れがあります。信用取引口座を開設すると、100株だけ残して残り全部を貸すと細かく設定する事が出来て、長期保有条件をクリアしながら貸株も行う事が出来ます。
「財務分析」機能で、事業価値、財産価値、有利子負債の3要素分析で株価の割安感を計算してくれます。ROICツリーやバリューチェーン分析など、独自性が高い分析ツールがあります。
信用取引VIPプランで制度信用買方金利が年率2.75%から年率1.8%に安くなります。信用取引手数料もゼロ円になるため、信用取引売買と現引、現渡の組み合わせで売買手数料を節約出来ます。比較的、貸株残高3000万円が達成しやすいです。
GMOあおぞらネット銀行と「証券コネクト口座」でつながると、証券口座の現金を出金、振込出来て便利になる。外貨貯金の残高を増やすと、ATM出金と振込が最大月20回まで無料になります。
40代男性プラートロー さん
満足度
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20代男性イーリ さん
満足度
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4.07点
こんな人におすすめ
LINE証券がおすすめなのは、手数料を抑えた資金効率の良い投資を目指す人です。投資信託、現物株、いちかぶ(単元未満株)ともに業界最低水準の手数料が設定されており、コスト面から投資の成功を手助けできるでしょう。
業界最低水準の手数料。コストを抑えた投資を実現できる
LINE証券の取引手数料は、業界最低水準です。手数料は投資においてコストとなります。そのため資産運用を成功させるには、利益を積み上げるとともにコストの管理と削減が重要です。コストを抑えた資金効率の良い投資を目指すなら、LINE証券は有力な選択肢となるでしょう。
LINE証券における投資信託の買い付け手数料および、信用取引の売買手数料は無料です。現物取引では1注文ごとに手数料が計算される方式を採用しており、ネット業界大手のSBI証券(スタンダードプラン)や楽天証券(超割コース)と同水準です。なおLINE証券は、現物取引において一日の約定合計額に対して手数料がかかる「一日定額コース」はありません。デイトレーダーのように一日で何回も取引する場合、他の証券会社よりも手数料が割高になる可能性は知っておきましょう。
いちかぶ(単元未満株)は売買手数料は無料ですが、取引コストとなるスプレッドが売買価格に加算されます。日中取引のスプレッドは片道0.35%(往復0.7%)で、PayPay証券やCONNECT(大和証券グループのアプリ証券)の1%よりも低水準となっています。市場の休憩時間(11時30分~12時30分)や夜間(17時~21時)の取引コストは片道1%で、こちらも業界最低水準です。手数料を抑えた投資を目指すなら、LINE証券は有力な選択肢となるでしょう。
専門家のレビュー
専業投資家
DAIBOUCHOU氏のコメント
LINE証券はタイムセールがお得です。対象銘柄が最大7%割引で数株買える、独自の立会外分売のようなものです。
翌日、株価が急落しなければ儲かります。株価が高い値がさ株ほど儲かるので、値がさ株は人気です。
ただ、人気化に伴い、誕生月や株式・投資信託の評価額など一定条件が付くようになりました。条件をクリア出来て、マメに申し込み出来る人には小遣い稼ぎになります。また、パフォーマンスランキングにて、成績が好調な投資家の保有株が確認出来るのも面白いです。口座に50万円以上の資産があり、その状況をマイページで公開すれば、取引履歴も見る事が出来ます。
ただ、LINE証券は、アメリカの個別株投資がしにくいです。ファンド経由や、最近始めたCFD経由での投資は出来ますが、普通の個別株は買えません。PayPay証券ならアメリカ個別株が買えるので、使い分けると良いでしょう。
その代わり、1000円の少額投資が出来る日本の個別株が1500銘柄以上もあり、手数料も往復で0.7%とPayPay証券より割安で良いです。
投資銘柄の決算速報レポートをLINEで送ってくれるので、自分の主力銘柄をLINE証券でもあえて少額投資して、主力銘柄の決算リマインダーとして使う事も出来ます。
40代男性きちけん さん
満足度
5
20代男性たーくん さん
満足度
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3.97点
こんな人におすすめ
岡三オンライン証券は現物取引と信用取引の1日の約定代金の合計が100万円以内の方や、なるべくコストをかけずにIPOに申し込みたい方、シンプルでわかりやすい手数料プランの会社を利用したい方におすすめです。一方で、1日の約定代金の合計が100万円を超える方や、積極的に単元未満株を取引したい方、電話注文がメインの方は、手数料が割高になってしまう可能性があるため、他の証券会社も検討する必要があるでしょう。
岡三オンライン証券の取引手数料は「定額プラン」がお得
岡三オンライン証券の現物取引と信用取引は、「定額プラン」ならいずれも1日の約定代金が合計100万円までなら手数料無料となります。また、現物取引はもうひとつのプランの「ワンショット」でも、最低手数料が108円からであるため、証券会社の中でも比較的コストを抑えやすくなっています。
ただし、現物取引は定額プランでも1日の約定金額が合計100万円を超えると1,430円の手数料がかかるようになり、他の会社と比べても割高となる点には注意しましょう。また、これは他の証券会社にも共通していえることですが、インターネット注文ではなく電話注文の場合は手数料が割高となってしまいます。
他にも、岡三オンライン証券の各種サービスの手数料には次のような特徴があります。
単元未満株の取引手数料が割高
IPOとPOは購入手数料や申込金がかからない
iDeCoは運営管理手数料無料
ロボアドバイザー「投信ロボ」の手数料無料
専門家のレビュー
専業投資家
DAIBOUCHOU氏のコメント
岡三オンライン証券では、多くのセミナーが開催されています。口座開設無しでも視聴出来るセミナーが多いですが、口座開設条件付きのセミナーもあります。例えば、8月1日配信開始の坂本慎太郎氏による「2022年1Qの前半決算レビュー」などです。口座開設不要のセミナーでも、口座開設すれば都度の視聴申し込みが不要になり、便利です。
更に、口座開設者限定の投資情報局にて、岡三グローバルウィークリーや個別銘柄のアナリストレポートなど、岡三独自の情報が得られます。 また、岡三証券が取り扱うIPO銘柄に申し込みが出来ます。岡三証券は、毎年、IPO銘柄の3~4割に対して主幹事・幹事証券として関わり、供給量が多い。
通常は、IPO申込時に買付資金を口座に用意する必要があり、資金拘束されます。しかし、岡三オンライン証券では当選後に買付資金を入金すれば良いので資金拘束がありません。資金拘束が無く、簡単にIPOに申し込めます。
また、IPO抽選の多く(90%以下)は取引実績に応じた優遇抽選であり、取引量が多い人は、IPOの当選確率が高いとも言えます。更に、信用取引の手数料無料、一般信用買方金利が最大1.85%となる大口優遇策もあります。
パソコン初心者にも、操作方法から教えてくれるコールセンターもあり、ネット証券初心者にも優しい証券会社と言えます。
30代男性丘さん さん
満足度
5
20代男性VIX さん
満足度
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総合評価点
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3.82点
こんな人におすすめ
手数料が安いだけではなく他のメリットも感じたい方におすすめです。プログラムやキャンペーンを活用することで、よりお得に投資を始めることができます。
SBI証券の手数料は業界でもかなり安いこともあり、非常に人気のある証券会社となっています。特に、国内株式にかかる手数料は、主要ネット証券最安を掲げており、1注文の約定代金に対して手数料がかかるスタンダードプランの場合5万円までが最低手数料55円(税込)から、1日の約定代金合計に応じ手数料がかかるアクティブプランの場合は100万円までが0円となっています。
他社でも同じ約定代金の場合、同程度の手数料である場合もありますが、SBI証券の場合、ポイントの還元率が高かったり、約定代金が大きくなるほど手数料が安くお得になるといった特徴があります。また、特定の条件を満たすことで、キャッシュバックによる手数料実質0円になるキャンペーンやプログラムも定期的に行っています。そのため、少額から手数料を抑えて投資をはじめることができる、投資初心者にも非常に優しいサービスであると言えます。
専門家のレビュー
個人投資家
たぱぞう氏のコメント
SBI証券はSBIホールディングス傘下の主要なネット証券会社です。顧客預かり資産残高が20兆円を超え、ネット証券ではトップの額となるなど、日本国内トップクラスのネット証券会社です。
国内株式は業界内大手最安水準、投資信託取扱数2705本、外国株式は9か国に投資可能であり、その他にも、債券、FX、先物、CFD、金銀プラチナ、NISA口座、iDeCoなどなど、様々なサービスを展開する総合証券会社です。
つみたてNISAではクレジットカード決済の積立投資でポイントを得ることができます。iDeCoのセレクトプランは国内最安値水準のインデックスファンドに投資が可能です。
米国株式は最低取引手数料0円~と業界内最安水準です。また、住信SBIネット銀行では外貨購入の為替手数料が6銭、外貨積立では3銭の低コストであり、さらにSBI証券との外貨入出金が0円で可能です。米国株の取扱銘柄も多く、米国投資をする上では有力な候補となりうる証券会社です。
総合的にサービスの水準が高く、これから投資を始める人はまず最初に口座開設を検討したい証券会社の一つです。
40代女性きこ さん
満足度
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20代男性さんきち さん
満足度
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総合評価点
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3.14点
こんな人におすすめ
手数料で比較をすると、SBI証券のほうが手数料が安い場合もあります。しかし、手数料としての金額は大きく変わらないため、楽天経済圏で暮らしている方や楽天ポイントを貯ためたい方には楽天証券がおすすめです。
楽天証券では、100円から積み立てが可能です。さらに、お買い物や旅行でたまったポイントでも投資信託の購入ができるため、気軽に投資を始められるのが魅力の1つです。
また、楽天証券の手数料には「超割コース」と「いちにち定額コース」の2つのコースがあります。現物取引と信用取引のどちらにも適用できるため、自分に合ったコースを選択することができるのです。
「超割コース」は1日の取引金額が多い方や、現物取引以外での手数料でもポイントがもらえるため、ポイントをためたい方におすすめのコースです。
「いちにち定額コース」は、1日の間に取引をした現物取引や信用取引の合算金額に対して手数料が決まる仕組みです。100万円以下の場合は手数料0円となるため、1日の取引が少額の方にとってはお得なコースになっています。
SBI証券やマネックス証券でも複数のコースが用意されています。国内株式の取引の場合、SBI証券の「スタンダードプラン」は55円〜、「アクティブプラン」は1日の約定代金が100万円までは0円です。マネックス証券では「取引毎手数料コース」では最低55円〜、「一日定額手数料コース」であれば何回取引しても最低550円〜となっており、どの証券会社も手数料にほとんど差はありません。
専門家のレビュー
経済アナリスト/日本金融経済研究所 代表理事
馬渕磨理子氏のコメント
楽天証券の魅力は何といっても「楽天経済圏」を活用できる点です。
楽天市場や楽天カードなどで溜まったポイントを楽天証券の投資に回すことができる「ポイント投資」。投資初心者の方で、手元資金で投資を始めるには一歩踏み出せないものの、ポイント投資ならばやってみたいという人が多いです。
つまり、投資初心者におすすめです。手数料も安く、オンラインの「優等生」ですので、自分の投資スタイルがまだ決まっていない投資初心者であれば、ひとまず楽天証券を選んでおけば間違いないです。
30代男性ひまわり さん
満足度
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40代女性とらこ さん
満足度
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3.04点
こんな人におすすめ
auカブコム証券は、業界最低水準の取引手数料でコストを抑えた投資をしたい人におすすめです。また、独自の手数料割引サービスの条件を満たす人にもおすすめです。さらに、au経済圏の依存度が高い人、預金金利を高めたいと考えている人にもおすすめです。
業界でも低い水準の取引手数料と充実した割引サービス
2021年6月7日に手数料体系の大転換が発表され、auカブコム証券の手数料体系は業界最低水準に引き下げられました。一部を上げたり下げたりするのではなく、ほとんどの商品の取引手数料が一様に低水準にそろえられたことで、投資家は、複数の証券会社を使い分けせず、auカブコム証券に一本化する魅力が増しました。
一方で、入金手数料は注意が必要です。ネット証券では手数料無料でリアルタイムに入金の対応をして、入金後すぐに取引できるようにしています。SBI証券では「即時入金」が13行、「リアルタイム入金」が28行と合計で41行対応しています。これに対して、auカブコム証券はメガバンクはじめ6行のみとなっていて、SBI証券だけでなく、他のネット証券と比べても比較的少ないでしょう。
解決策として、au経済圏のメリットを最大限享受するためにも、auじぶん銀行の開設を合わせて検討すると良いでしょう。auカブコム証券およびau PAYカードと連携することで、auじぶん銀行の円普通預金金利は0.20%(年率、税引前)になります。auじぶん銀行を利用することで、生活資金からもより多くの利息を得られる点が魅力です。
また、auカブコム証券には、多種多様な取引手数料割引サービスがあります。若年層やシニア層の資産形成を応援する「25歳以下現物株式取引手数料無料プログラム」や「シニア割引」、グループシナジーを活用した「NISA割」や「株主推進割引」、「auで株式割引」、「au割+(KDDI株保有割)」など、それぞれ重複して割引を受けられるため、他社より手数料が低くなる場合があります。
専門家のレビュー
株式トレーダー
むらやん氏のコメント
auカブコム証券さんを使っていて思うのは、まずはとにかく多彩な注文方法。
逆指値注文はもちろんのこと、W指値注文、±指値注文、リレー注文、Uターン注文、トレーリングストップ注文、時間指定注文、バスケット注文、IOC注文とかなり多くの注文方法があり、指定していれば自動的に発注をしてくれるので、モニターの前に1日中張り付けない環境の方や、兼業でトレードしたい方にもオススメです。
また、発注基盤システムにRAIDEN™️を採用しており、板乗り・約定スピードもミリ秒単位での発注、約定処理を達成しており、ネット証券さまの中でもとても早いシステム処理速度になっています。トレードツールの「kabuステーション」はリアルタイム株価予測や、特殊な条件で絞り込めるランキング表示機能もあり、全体のインターフェイスも使い勝手の良い仕様になっています。
少し残念なのが、スマホのトレードアプリはなれるまで使い勝手が少し悪いかな?と、思いましたが、慣れたら大丈夫かと思われます。手数料については、25歳以下であれば手数料は現物取引、信用取引ともに無料となっており、25歳以上でも信用取引は手数料無料ですので嬉しいサービスです。
いろんな注文方法があるので、設定さえ最初にしておけば自動的に発注してくれますので、投資以外に多忙な方には特にオススメです。
40代男性くいちまる さん
満足度
5
40代男性たんたん麵ぞう さん
満足度
3
総合評価点
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2.84点
こんな人におすすめ
松井証券は現物取引と信用取引の1日の約定代金の合計が50万円以内となる方や、シンプルでわかりやすい手数料で投資を始めたい方におすすめです。一方で、1日の約定代金の合計が50万円を超える方や、電話での取引がメインの方は、手数料がかさんでしまう可能性があるため、他社も検討する必要があるでしょう。
松井証券の取引手数料は1日の約定代金合計額が50万円までなら無料!
松井証券の現物取引と信用取引の手数料は、1日の約定代金の合計額で決まる、1日定額制の「ボックスレート」が適用されています。現物取引と信用取引を合わせた1日の約定代金の合計が50万円以内なら、手数料は無料です。
手数料のコースが1種類でわかりやすく、金額も管理しやすい点がメリットといえるでしょう。ただし、50万円超~100万円の場合は1,100円(税込)の手数料が発生し、他社よりも割高となってしまう点には注意しましょう。
他にも、松井証券の各種サービスの手数料には次のような特徴があります。
NISAは株式取引手数料無料
つみたてNISAは投資信託の購入時手数料無料
ジュニアNISAはネット経由で取引すると株式の買付時と売却時の手数料無料
iDeCoは運営管理手数料無料
ロボアドバイザー(投信工房)が低コスト
専門家のレビュー
株式トレーダー
むらやん氏のコメント
松井証券さんを使っていて思う事は、これから株を始めてみたい!という方に嬉しい、現物取引・信用取引ともに購入金額が50万円以下であれば手数料が無料になるところです。さらに嬉しいのは25歳以下の方であれば、購入金額に関係なくすべての手数料が無料になります。手数料の負担は結構大きいので嬉しい配慮です。
トレードツールも、パソコンであればネットストック・ハイスピード、スマートフォンであれば株Touchというアプリがあり、どちらも無料で使うことができます。信用取引では、通常は空売りできない銘柄でも空売りができる「プレミアム空売り」というサービスは数多くのトレーダーが重宝している素敵なサービスです。
1日信用取引であれば誰でも手数料無料で、金利のみの負担でトレードできるのも魅力で多くのデイトレーダーが活用している証券会社になります。50万円以下の約定代金の場合、手数料が無料であるのは、株をはじめてみたい!コストを抑えて取引をしたい!という株式投資にチャレンジしたい初心者の方が入門するのにはとても良いと思う証券会社です。
40代男性bu-star さん
満足度
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40代男性投資の素人 さん
満足度
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総合評価点
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2.81点
こんな人におすすめ
マネックス証券は、単元未満株の取り扱いを行っていたり、株式取引の最低手数料が低水準であったりと、これから投資を始める人にとってハードルが低い手数料体系です。少ない金額から、なるべく負担を抑えて投資をしてみたいという方にはおすすめできます。
マネックス証券は、手頃な手数料と充実した商品・サービスで評価の高いオンライン証券会社です。
中でもワン株(単元未満株)の買付手数料や投資信託の購入時申し込み手数料が無料であったり、支払いした手数料を一定額までキャッシュバックするプログラムが充実していることなどから、比較的投資を始めやすい手数料体系です。そのため、多くの投資未経験者の方にも選ばれています。
また、株式取引・信用取引においても、1回の取引における約定金額に対して手数料が発生する「取引毎手数料」コースと、1日の約定金額の合計に対して手数料が発生する「一日定額手数料」コースの2つのから、自分の利用状況にあったコースに毎月変更することができるので、無駄のない運用ができます。
しかし、商品の種類や、取引の金額・回数などによっては高くついてしまう場合もあるため、一つ一つの手数料体系を他の証券会社と比較しながらご紹介します。ご自身のプランにあわせて検討してみることをおすすめします。
専門家のレビュー
経済アナリスト/日本金融経済研究所 代表理事
馬渕磨理子氏のコメント
マネックス証券の魅力は「分析力」と「米国株」です。
マネックス証券に口座開設すると「銘柄スカウター」という分析ツールを利用できます。売上高や営業利益などの重要な業績過去10期以上に渡りグラフ表示することができます。
銘柄を絞り込む「スクリーニング機能」が充実しているため、魅力的な銘柄を手軽に絞り込むことができます。
そして、日本株だけでなく米国株の分析ツールや情報も充実しているため、米国株投資を考えている方や分析を自分で行いたい投資家はマネックス証券がおすすめです。
30代男性アジサイ さん
満足度
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30代女性azumin2 さん
満足度
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総合評価点
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1.00点
こんな人におすすめ
paypay証券がおすすめなのは、単元未満の少額で日本株および米国株の取引をしたい人です。少額取引の場合、他のネット証券と同水準の手数料で取引ができそうです。
PayPay証券では取扱手数料はかかりませんが、取引コストとなるスプレッドが基準価格に加算されます。スプレッドは、取引時間や銘柄によって0.5~1.0%です。
PayPay証券における株取引のスプレッドは、同様の手数料体系を導入するネット証券と同水準です。たとえば、LINE証券の単元未満株「いちかぶ」のスプレッドは銘柄や取引時間によって0.35もしくは1.0%です。日興フロッギーでは取引額によって0.0~1.0%、auカブコム証券のプチ株は0.55%となっています。
PayPay証券のスプレッドは、取引金額や取引株数によって変動しません。単元株単位で取引を行う場合には、他のネット証券の方が手数料が安くなるケースがあることは知っておきましょう。
専門家のレビュー
専業投資家
DAIBOUCHOU氏のコメント
私はPayPayの「ポイント運用」が好きで、「ポイント運用」のチャレンジコース(S&P500連動のブル3倍レバETF)でポイント運用して、累計で+60%と大きく増えています。元々無料で貰ったポイントだから、値動きが激しいレバETFでも気軽に保有出来ます。
PayPay証券に口座開設すれば、ポイント数に制限されず、PayPayマネーから更なる投資が出来ます。いつものPayPayのアプリで、買物ついでに資産の増減や収益状況も確認出来て、便利で楽しい。
口座開設もPayPayのアプリから出来て、住所や連絡先などの入力はPayPay登録済みの情報が活用され、スムーズに口座登録申請が出来ます。
個別株の取扱銘柄数は限定的ですが、1銘柄1000円の少額投資が出来ます。通常は100株単位で最低800万円以上が必要なファーストリテイリング(9983)への投資が1000円で出来るのです。アメリカ株でも1000円からの少額投資出来て、つみたてロボ貯蓄機能もあります。
また、「ポイント運用」と同じように、コースを選んだインデックス投資も出来ます。
選べるコースが6種類と少ないですが、どれもインデックス投資の定番商品です。ESGコースがある点が面白い。投資配分を自分で決めれば分散投資も出来ます。
選択肢が多すぎると何を選べば良いか分からず、失敗しやすい。手数料が割高、投資成績もイマイチなファンドの選択肢が無駄にあるよりは、厳選されていて良心的とも思います。
ただ、購入時に1%の手数料がかかるため、頻繁に売買すると手数料が増えます。長期投資向けです。
40代女性かな さん
満足度
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30代男性スンダ さん
満足度
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旧ライブスター証券であるSBIネオトレード証券は、2020年にSBIグループに入り、2021年1月1日に現在の名前に変更されました。取り扱いは国内の現物株式のほか、信用取引や先物取引も可能です。
ネオトレード証券は取引手数料の安さが売りです。
定額プランでは、1日の約定代金100万円までは無料です。100~150万円までは880円、150~200万円までは1100円と続きます。一律プランでは、1注文ごとの約定代金が5万円以下では50円、5~10万円までは88円と続きます。定額プラン、一律プラン共に、業界最安値水準の手数料体系となっています。
ツールも通常版、スマホ版、高機能DL版があり、それぞれのニーズに応じて選ぶことができます。取り扱っている投資信託は10銘柄のみで、つみたてNISA対象投資信託は1本のみです。NISA口座を開きたい方は注意が必要です。
国内株式取引に関しては国内最安水準で取引できます。ちなみに、SBI証券とは違うシステムで運用されていますので、片方の通信障害などが起きたときも、もう片方の口座で取引が可能です。いわば、国内株式に特化した証券口座といえますので、頻繁に取引したい方や、SBI証券のサブとして運用したい人にはうってつけの証券口座です。