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(写真=GaudiLab/ Shutterstock.com)

先日、たまたま日本に帰国した際に優秀な学生の方とお話させて頂ける機会がありました。

その学生の方達は金融業界を志望されている方々で、金融業界で働くということについて色々と質問を受けました。そして、私も金融業界とは申し上げても証券業界の経験しかございませんが、その観点からお話をさせて頂いた次第です。

ZUU onlineをお読みの方々の中にはご家族の方が金融業界にお勤めでしたり、ご本人様が金融業界でお仕事をされている場合も多いかと思いますので、簡単に感じたことなどをお伝えしたいと思います。

【参考:直近のシンガポールプライベートバンカーシリーズ】

世界で活躍するプロフェッショナルの条件〜シンガポールでの採用活動を通じて感じる事〜
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◉証券業界の魅力①プロフェッショナルな仕事であること


まず、証券業界といっても一括りにすることはほぼ不可能です。プライベートバンカー、インベストメントバンカー、トレーダーなど全く異なる仕事だと言えるかもしれません。
しかし、間違いなく言えることは、お金という命の次に大切なものを始終扱う仕事ですので、自分のことを律し続けられる人でないと成功はできないということです。そして、それは裏を返すと手っ取り早く優秀な社会人として自立していける職業であるとも言えるでしょう。

何度か書いていますが、マーケットを扱う仕事ですので、ある程度自我が確立してきますと、自分の裁量で判断することが不断に問われる仕事となります。
そのため、仕事がつまらなくなるといった事は起きないはずです。なぜなら、自分で普段から取り入れている情報、培った経験をベースに日々のアイデアを試していくことが仕事の本質であるため、より成長、成功していくと、なおさら色々な引き出しが増えていくことを実感できるからです。

逆に申し上げますと、この業界にいて、ある程度の経験があるにも関わらず、この感覚を持ち合わせない人がいるのであれば、失礼な言い方にはなりますが、あまり成功されていない方でしょう。

◉証券業界の魅力②ビジネスマンとして基礎体力の身につけやすさ


また、日本の証券会社で最初のキャリアを積むという選択は、長い人生を考えた際には非常に魅力的なのではないかと思っています。

私も日本の証券会社で最初の数年間キャリアを積んだものの一人ですが、お客様との向き合い方、朝から晩までルーティンに満ち溢れた日々の生活スタイル、数字(目標)を課せられ達成することへの責務といった社会人としてあまねく必要な要素を、いわゆるセミ軍隊的なカルチャー(徴兵制度のない日本では貴い経験だと思います)の中で手取り足取り教えて頂けました。それも寮暮らしという非常に濃密な環境でです。
個人的には自分にもし子供ができれば、是非とも入社させて頂きたいと思うほどです。

(ただ少し長く居すぎると自社やそのカルチャーの客観視や、自らの脳みそを使って物事を考えるということが出来なくなってしまう傾向が見受けられることは、注意事項として取り上げておきたいとは思います。)