株式投資を始める場合、まず証券会社に口座を開設する必要がある。証券会社には大切な資産を預けることになるため、評判・口コミが気になる人は多いだろう。

証券口座の開設を検討している人にとって、有力な選択肢になり得るのが、ネット証券大手の一つSBI証券だ。この記事では、SBI証券の評判・口コミを踏まえて、メリット・デメリットを解説していく。

評判から見るSBI証券のメリット

SBI証券,評判
(画像=公式webサイトより)

まず、インターネット上でのSBI証券の評判・口コミをピックアップしつつ、SBI証券で口座開設するメリットを4つ紹介する。口コミは価格.comより該当箇所を一部引用して紹介する。

手数料が安い

投資信託は購入時手数料無料のものが多く、Tポイントで年換算残高の0.1%(1,000万円超なら0.2%)が返ってくるので、大金を扱っているとかなりお得に使える。

手数料に関してはトップクラスの安さだし、住信SBIネット銀行との連携がとても便利。

SBI証券は業界屈指の手数料の安さを誇るネット証券だ。「アクティブプラン」なら、1日100万円までは手数料無料で株式投資ができる。少額から投資を始めて、経験を積みたい投資初心者におすすめの証券会社と言える。またTポイントが付与されるのもうれしい点だ。

高機能なツールで取引ができる

SBI証券のスマホアプリの使い勝手が非常に良い。直感的に使える。

株主優待の情報やチャートがアプリからでも見やすく、株主優待目的で株の取引をしたい人にもおすすめです。

SBI証券には高機能なアプリやツールが多数用意されており、特にアプリの使いやすさに定評がある。株式投資、積立投資、先物取引など投資商品ごとにアプリが提供されているため、自分の投資内容に合わせて選べるのもうれしい点だ。

IPO・外国株が優秀

IPO取扱商品が非常に多いので利用しやすい。IPOを楽しめる証券会社である。

ポイントシステムが良い意味で独特です。幹事も多い。ただし平等抽選ではなく競争率も高めだと思います。

IPO(新規公開株)投資とは、上場のタイミングで「株式を買う権利」を得ることで、上場後に最初につく価格である「初値」との差額で利益を出す投資手法だ。一般的に勝率が高いといわれており、投資初心者・経験者のどちらからも人気がある。IPOの取扱商品が豊富なのもSBI証券のメリットだ。

IPO株を購入できるか否かは、基本的に抽選なので、必ず当選するとは限らない。ただSBI証券は独自のポイントシステムを採用しており、抽選に外れても応募を繰り返すうちに当選確率が上がる仕組みになっている。IPOに挑戦したいなら口座開設を検討すべきだろう。

米国株を買うならSBI証券がお得だと聞いたことがあるので、今後米国株をという方は開設して損はないのではないかと思います。

SBI証券は米国株式以外にも、中国株式や韓国株式、東南アジア諸国の株式など、豊富な外国株を取り扱っている。日本株に限らず、世界に目を向けて外国株投資をしたい人にもおすすめの証券会社と言える。

NISA口座に対応している

初めて証券口座を作る方には特にオススメだと思います。私は積立NISA用に作りましたが、アプリで積立状況の確認などもできてわかりやすかったです。


今はつみたてNISAも始めていますが、かんたん積立というアプリが大変見やすく、使いやすいです。

NISA(ニーサ)を活用すれば、毎年一定額までの投資で得た利益については、税金がかからない。SBI証券では、NISA口座を開設することが可能だ。また、アプリが使いやすく、気になったときに投資状況をすぐに確認できるのもメリットだ。

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SBI証券はこんな人におすすめ

SBI証券は次のような人におすすめだ。

・店舗窓口に行く時間がない
・ネットで自分のペースで投資商品を選びたい
・仕事で忙しく、スキマ時間に投資をしたい
・窓口や電話相談がなくても自分で手続きするのが苦ではない
・取引コストを抑えて投資したい
・1日100万円以下で投資経験を積みたい
・IPOに挑戦したい
・IPOのポイントプログラムで当選確率を上げたい
・iDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)など節税・非課税制度を活用して投資したい
・外出先でも投資状況を確認できるよう、アプリの使い勝手の良さを重視したい
・日本株だけでなく、外国株も含めて幅広い投資商品から自分に合ったものを選びたい

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SBI証券の口座開設の流れ

SBI証券で投資を始めるときの口座開設の流れは次のとおりだ。

1.公式ホームページから口座開設を申し込む
2.本人確認書類をスマートフォンもしくはアップロードで提出する
3.ユーザーネームとパスワードでログインし初期設定をする 4.口座開設完了通知を受け取る

なお、郵送で口座開設を申し込むことも可能だ。

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SBI証券の基本情報

続いて、SBI証券の会社概要や取扱商品、アプリ、手数料について解説していく。

会社概要

SBI証券はSBIグループが運営するネット証券だ。SBIグループは、証券・銀行・保険・住宅ローンなど幅広い金融商品・サービスを取り扱っている。また、金融以外に、バイオ関連事業やベンチャー企業等への投資事業なども行っている。

SBI証券はすでに600万口座を達成し、オリコンの顧客満足度調査「ネット証券(2021年)」では第3位を獲得した。

SBI証券の会社概要は次のとおりだ。


商号 株式会社SBI証券
本店所在地 東京都港区六本木1-6-1
資本金(2021/6/30現在) 483億2,313万円
代表者 北尾吉孝、髙村正人
設立年月日 1999年4月26日(商号変更日)
公式ホームページ https://www.sbisec.co.jp/ETGate

※2021年8月9日現在。

●基本的な取引ルール

SBI証券の取扱商品は次のとおりだ。





国内株式 現物取引・信用取引・PTS取引・SBBO-X・IPO(新規上場)・PO(公募・売出)・立会外分売・立会外トレード・株主優待・貸株・単元未満株(S株)・テーマ投資・国内ETF(国内上場投資信託)・ETN(指標連動証券)・REIT(不動産投資信託)・ライツ・オファリング(新株予約権無償割当て)・インフラファンド
外国株式 米国株式・中国株式・韓国株式・ロシア株式・ベトナム株式・インドネシア株式・シンガポール株式・タイ株式・マレーシア株式・海外ETF・ロボアドバイザー
投資信託 投資信託・外貨建MMF
債券 円貨建債券・外貨建債券
FX(外国為替保証金取引)
先物・オプション
CFD(くりっく株365)
金・銀・プラチナ
eワラント
保険

※2021年8月9日現在。

SBI証券で利用できる制度は次のとおりだ。

・iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)
・NISA(ニーサ)
・つみたてNISA
・ジュニアNISA

政府が資産運用を推進するために打ち出した主な制度はすべて利用できる。

各市場の取引時間は次のとおりだ。

【東証】 前場9:00~11:30
後場12:30~15:00
【名証】【福証】【札証】 前場9:00~11:30
後場12:30~15:30
【PTS第1市場(J-Market)】 デイタイム・セッション8:20~16:00
ナイトタイム・セッション16:30~23:59
【PTS第2市場(X-Market)】 デイタイム・セッション 8:20~16:00

なお、取引時間以外でも、各市場の大引け後やシステムメンテナンスの期間を除き、基本的に注文は可能だ。注文の期間は「当日中」「今週中」「期間指定」の3つから選択できる。

SBI証券が提供しているアプリ・ツール

SBI証券は、以下のスマートフォンアプリを提供している。

・「SBI証券 株」アプリ
・かんたん積立 アプリ
・HYPER FXアプリ
・HYPER 先物・オプションアプリ
・取引所CFD アプリ -くりっく株365
・SBI証券 米国株アプリ

また、以下のサイトをスマートフォンから利用できる。

・国内株式向けスマートフォンサイト
・投資信託向けスマートフォンサイト
・iDeCo向けスマートフォンサイト

パソコンでは、ワンクリックでスピーディに注文できる「HYPER SBI」という高機能なツールを提供している。

現物・信用手数料一覧

SBI証券の国内株式では、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」という2種類の手数料プランがある。

スタンダードプランの現物取引・信用取引の手数料は次のとおりだ。

現物取引


約定代金 取引手数料(税込)
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円

信用取引

約定代金 取引手数料(税込)
10万円まで 99円
20万円まで 148円
50万円まで 198円
50万円超 385円

なお、一定の条件を満たして「大口優遇」が適用されると、信用取引の取引手数料は約定代金にかかわらず0円となる。

アクティブプランの現物取引・信用取引の手数料は次のとおりだ。

現物取引

1日の約定代金合計 取引手数料(税込)
100万円まで 0円
200万円まで 1,238円
300万円まで 1,691円

300万円以降は、100万円増えるごとに、295円(税込)が追加される。

信用取引

1日の約定代金合計 取引手数料(税込)
100万円まで 0円
200万円まで 880円

200万円以降は、100万円増えるごとに、440円(税込)が追加される。

アクティブプランでも信用取引においては、大口優遇が適用されると取引手数料は約定代金にかかわらず0円となる。

Tポイント付与率/ポイント投資

SBI証券の「投信マイレージサービス」では、投資信託の保有金額に応じてTポイントを受け取ることができる。ポイント付与率は次のとおりだ。

  ポイント付与率(年率)
月間平均保有金額 1,000万円未満 1,000万円以上
通常銘柄 0.1% 0.2%
当社指定銘柄 ファンドごとに当社が指定した付与率

ポイントは、対象月の翌月15日の夜間に付与される。

また、「投信マイレージサービス」で貯めたポイントは、投資信託の買付代金にあてることができる。利用できるポイント数に上限・下限はなく、買付代金の全部にあてることも、一部にあてることもできる。

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SBI証券の評判・口コミから見るデメリット

続いて、SBI証券の評判・口コミをピックアップしつつ、SBI証券のデメリットを2つ紹介する。なお、口コミは価格.comより該当箇所を一部引用して紹介する。

ユーザーが多くIPOの当選確率は低め

IPO狙いとしては主幹事になることが少なく、数撃ちゃ当たるを狙うしかないのが悲しい。

IPOは何回も申し込みましたが一度も当たりませんでした。

チャレンジポイントをこつこつ貯めていけばいつかは当たる。使わなければ財力の暴力で金持ちにはほぼ勝てない。

IPOの抽選方法には、申し込み口数にかかわらず平等に一票の抽選権が与えられる「完全平等抽選」と、申し込み口数ごとに1票の抽選権が与えられる抽選方法があり、SBI証券は後者だ。そのため、少額で申し込む場合、IPOの当選確率は下がってしまうことになる。

しかし、SBI証券は「IPOチャレンジポイント」という独自のプログラムを用意している。IPOに応募し抽選から外れても、チャレンジポイントが付与されるのだ。次回のIPOでチャレンジポイントを使用すると、使用したポイントに応じて当選確率が上昇する。

SBI証券でIPO投資をするなら、チャレンジポイントをコツコツと貯め、賢く活用していきたい。

完全にネット上でのやり取りのためシステム障害に弱い

NYダウ平均サーキットブレーカーが発動した2020年3月9日に急落した際、1時間程度アクセス不可能になった。他の大手ネット証券のほうが回復が早かった。それ以降もしばらくサイトが重い現象にさいなまれた。

帰宅後にいくつか処分しようとしていたら、夕方より全くログインできず、エラーが出続けます。サイトをいくら切り替えても、どこからもダメでした。

SBI証券はネット証券なので、基本的にネット上で取引が完結する。店舗窓口とは違い、システム障害に弱いという側面があり、多くの悪い口コミで、システム障害への言及があった。

システム障害は避けられない事態ともいえるが、ネット証券を利用するリスクとして認識しておく必要があるだろう。

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SBI証券で投資を始めよう

SBI証券は商品の取扱数が多く、IPOでも独自のポイントプログラムを採用しているなど、魅力的な証券会社だ。ネット証券だからこそ、外出先や自宅で好きな時間に気軽に投資ができる。アプリの使いやすさにも定評があるので、投資初心者にもおすすめと言えるだろう。

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