岡三オンライン証券の取扱商品 概要

岡三オンライン証券は投資信託の銘柄数が少なめでつみたてNISAにも非対応

岡三オンライン証券の現物取引では、国内上場株式を幅広くカバーしています。また、IPOの取扱銘柄数も比較的充実しています。

その一方で、投資信託は他の証券会社と比べて取扱銘柄数が少なめとなっています。また、外国株式で取引できるのは中国株のみで、それも当面は電話による「売却」取引のみとなります。米国株などの外国株式は取り扱っていないため、注意が必要です。

NISAについては、一般NISAとジュニアNISAに対応していますが、つみたてNISAには対応していません。投資信託の取扱銘柄数が少ない分、取扱商品も他社と比べて少なめといえるでしょう。

岡三オンライン証券で取り扱っていない商品としては、外国ETFやMMFおよび外貨MMF、債券などが挙げられます。また、先物取引およびオプション取引も有名な銘柄を厳選して取り扱っており、選択肢は限られます。取引内容によっては、取扱商品数が少なくデメリットに感じられる可能性がある点には注意しましょう。

岡三オンライン証券の取り扱う国内株式

岡三オンライン証券は国内上場企業の株式を幅広くカバー

岡三オンライン証券の現物取引の投資対象銘柄は、東証(プライム、スタンダード、グロース、ベンチャーファンド)、名証(プレミア、メイン、ネクスト)、福証(Q-Board含む)、札証(アンビシャス含む)です。また、ETF(上場投資信託)、ETN(上場投資証券)、REIT(不動産投資信託)、ベンチャーファンド、新株予約権証券も取引可能です。

岡三オンライン証券は国内株式について市場、銘柄ともに幅広くカバーしているといえるでしょう。ただし、代表的な証券会社と比べると国内株式は充実している一方で、中国株以外の外国株式を取り扱っていないため、外国株式も取引したい場合は注意しなければなりません。

IPO

岡三オンライン証券はIPOの取扱銘柄数が豊富

2022年における岡三オンライン証券のIPOの取扱銘柄数は、20本(2022年8月22日時点)です。2020年は45本、2021年は49本と、業界でもトップクラスの銘柄数となっています。

また、申込金がかからないため、申込時に資金を用意せずに済む点も魅力です。資金を気にせずに、より多くのIPOに申し込むことができるでしょう。

PO

岡三オンライン証券のPOの取扱銘柄数は少ない

2022年における岡三オンライン証券のPOの取扱銘柄は4本(2022年8月22日時点)です。過去に取り扱った銘柄についても、2021年に6本、2020年に5本、2019年に9本と比較的少なくなっています。したがって、公募増資および株式の売り出しを狙う場合は、PO実績や取扱件数の多い証券会社も検討する必要があるでしょう。

単元未満株

岡三オンライン証券は上場企業の単元未満株も取り扱っている

岡三オンライン証券では、単元未満株については東証(プライム、スタンダード、グロース)、名証(プレミア、メイン、ネクスト)、福証(Q-Board含む)、札証(アンビシャス含む)の上場銘柄およびETFを取り扱っています。

なお、福証(Q-Board含む)と札証(アンビシャス含む)の単元未満株については「売却」のみとなります。これらの単元未満株の買い付けはできない点には注意しましょう。

単元未満株は、証券会社によってはいずれの株式も売却しか取り扱っていないケースもあるため、積極的に単元未満株を買い付けたい方にとっては重宝するでしょう。ただし、岡三オンライン証券の単元未満株取引は比較的手数料が割高な点には注意が必要です。

岡三オンライン証券の取り扱う外国株式

岡三オンライン証券で取り扱う外国株式は中国株のみ

岡三オンライン証券で取り扱っている外国株式は、中国株のみです。対象銘柄は、香港証券取引所上場の香港ドルで取引されている普通株式です。ETFおよびREITは取り扱っていません。

岡三オンライン証券では米国株などは取り扱っていないため、中国株以外の外国株式の売買がしたい場合は、他の証券会社を検討する必要があるでしょう。

なお、岡三オンライン証券の中国株の注文と為替交換は、コンタクトセンター(電話)でしか対応していません。また、当面の間、中国株の注文は「売却」のみ、為替交換は「香港ドルから円」のみしか受け付けていない点にも注意が必要です。

投資信託

岡三オンライン証券の投資信託の取扱本数は少なめ

岡三オンライン証券では、658本の投資信託を取り扱っています(2022年8月22日時点)。大手の証券会社の中には、投資信託の取扱本数が1,000本や2,500本を超えるところもあるため、岡三オンライン証券の取扱本数は少なめといえるでしょう。

できるだけ多くの投資信託から購入先を選びたい方からすると、岡三オンライン証券の投資信託のラインナップは物足りなく感じられる可能性が高いです。より多くの選択肢から投資信託を選びたい方は、大手ネット証券も検討することをおすすめします。

株式投資信託等

岡三オンライン証券の投資信託は幅広い投資対象から選べる

岡三オンライン証券の投資信託は、投資対象地域、資産クラスともに幅広く用意されています。そのため、国内株式や先進国株式、新興国株式はもちろんのこと、先進国債券や海外REIT、コモディティ、その他の資産など、さまざまな選択肢から銘柄を探すことができるでしょう。幅広い投資対象へ資金を分散投資できるため、特定の銘柄に集中投資する場合と比べてリスクの低減を狙うことも可能です。

投資初心者の方の場合は、どの投資信託を選ぶべきか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。その点、岡三オンライン証券はランキングから人気の銘柄を探したり、ロボアドバイザーの「投信ロボ」から自分におすすめの投資信託についてアドバイスをもらったりできるため、より自分の投資スタイルに合う銘柄選びができるでしょう。

ETF/ETN

岡三オンライン証券は外国ETFを取り扱っていない

岡三オンライン証券では、ETF(上場投資信託)とETN(上場投資証券)も取り扱っています。岡三オンライン証券で取り扱っているのは、ETFとETNのいずれも東京証券取引所上場銘柄です。なお、外国ETFや外国投資法人債券(投資法人債券に類する証券)は取り扱っていません。

ETFやETNに関しても、岡三オンライン証券は取り扱ってはいるものの、他の大手証券会社と比べると銘柄数が少ない傾向があります。外国ETFも取り扱っておらず、国外への分散投資も狙いたい場合は不便に感じる可能性もあるでしょう。外国ETFなども取引してより幅広い分散投資を目指すのであれば、他の証券会社も検討することをおすすめします。

REIT

岡三オンライン証券ならREITで不動産への間接投資も可能

岡三オンライン証券は、REIT(不動産投資信託)については東京証券取引所上場銘柄を取り扱っています。そのため、不動産への間接投資による賃料や売却益の分配も期待できます。投資単位も小口化されているため、1口あたり数万円~数十万円程度からの投資が可能です。

ただし、このREITについても岡三オンライン証券は大手証券会社と比べて取扱銘柄数が少ない傾向があります。

外貨MMF/MMF/中期国債ファンド

岡三オンライン証券ではMMFおよび外貨MMFを取り扱っていない

MMFは、一般的に外貨預金と比べて為替手数料が安く、比較的利回りが高いため人気の高い商品です。しかし、岡三オンライン証券ではこのMMFおよび外貨MMFを取り扱っていません。MMF関連の取引もしたい場合は、他の証券会社も検討する必要があるでしょう。

NISA/つみたてNISA/ジュニアNISA

一般NISA

岡三オンライン証券の一般NISAは取扱銘柄数は少なめ

岡三オンライン証券の一般NISAでは、次の商品が対象となります。

国内上場株式(ETF、REIT、ETN、単元未満株を含む)

公募株式投資信託(分配金再投資型のみが対象)

岡三オンライン証券は、国内の上場株式は幅広くカバーされている一方で、投資信託の銘柄数は大手の証券会社と比べると少ないです。また、海外投資信託も取り扱っていません。そのため、自分の目的に合わせてより多くの商品から選んで一般NISAの取引がしたい方にとっては、不便に感じられる可能性があります。

つみたてNISA

岡三オンライン証券のつみたてNISAを取り扱っていない

岡三オンライン証券は、一般NISAとジュニアNISAの取り扱いがある一方で、つみたてNISAは取り扱っていません。したがって、つみたてNISA用の口座を開設したい場合は、他の証券会社を検討する必要があるでしょう。

ジュニアNISA

岡三オンライン証券のジュニアNISAの取扱銘柄は一般NISAに準じる

岡三オンライン証券のジュニアNISAの対象となるのは、一般NISAに準じる以下の商品です。

国内上場株式(ETF、REIT、ETN、単元未満株を含む)

公募株式投資信託(分配金再投資型のみが対象)

ジュニアNISA口座で新規購入した国内株式や投資信託の譲渡益や、ジュニアNISA口座で保有する上場株式の配当金などが、非課税対象となります。

一般NISAと同様に、岡三オンライン証券は国内上場株式のカバー率は高い一方で、投資信託の銘柄数は大手の証券会社と比べて少ないです。また、海外投資信託も取り扱っていません。そのため、ジュニアNISAについても、より豊富な選択肢を求める場合は他の証券会社も検討することをおすすめします。

iDeCo

岡三オンライン証券のiDeCoは29種類の商品から選べる

岡三オンライン証券のiDeCoは、取扱商品や手数料、加入方法などについては、運営管理機関の岡三証券の個人型確定拠出年金(個人型DC)に準じます。

岡三証券の個人型確定拠出年金は幅広い運用ニーズに対応した商品を用意しており、29種類から選べます(2022年8月22日時点)。信託報酬の低いインデックス投信なども用意されており、組み合わせも自由です。

なお、証券会社の中にはiDeCoの取扱商品が40種類ほどと、より選択肢が豊富な会社も存在します。よりニーズや金融商品の知識に合わせてiDeCoを運用したい場合は、他の証券会社も検討する必要があるでしょう。

ロボアドバイザー

岡三オンライン証券では「投信ロボ」を無料で利用できる

岡三オンライン証券には「投信ロボ」という無料のロボアドバイザーが用意されており、資産形成をサポートしてくれるさまざまな機能を搭載しています。

投信ロボは、年齢や投資経験などの簡単な質問に答えるだけで、その人におすすめの投資信託の組み合わせ(ポートフォリオ)を提案してくれます。低コストの銘柄だけを希望する場合は、運用管理費用(信託報酬)の低い銘柄だけに絞って提案してもらうことも可能です。また、提案されたファンド同士を比較したり、積立シミュレーションを行ったりすることもできます。

証券会社の中には有料のロボアドバイザーを用意しているところも多いですが、岡三オンライン証券なら、投資初心者の方も無料で投資信託取引に関するサポートを受けられる点が魅力です。

債券

岡三オンライン証券は債券を取り扱っていない

岡三オンライン証券では、債券を取り扱っていません。株や投資信託だけでなく債券にも分散投資をしたい場合は、債券も取り扱っているSBI証券や楽天証券、マネックス証券なども検討する必要があるでしょう。

コモディティ

岡三オンライン証券で取り扱うコモディティ商品は10本以上

岡三オンライン証券では、「WTI原油価格連動型上場投信」「NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型」「NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN」などを含む13本のコモディティ商品を取り扱っています(2022年8月22日時点)。

岡三オンライン証券のETFなら、原油や金などのコモディティ(商品)を対象とした銘柄も、株式と同様に取引することができます。他にもプラチナや穀物指数なども取り扱っているため、幅広い分野に投資することも可能です。こうしたコモディティ商品への投資は、分散投資によるリスク低減も期待できるでしょう。

ただし、証券会社の中には20本を超えるコモディティ商品を取り扱う会社も存在するため、岡三オンライン証券の取扱商品数は決して多いとはいえません。

先物/オプション

岡三オンライン証券の先物/オプション取引は厳選された銘柄を取り扱っている

岡三オンライン証券では、先物取引では国内でも注目を集める株価指数の「日経225先物」や「日経225mini」、世界的にも有名な「NYダウ先物」などを含む10銘柄を取り扱っています。また、オプション取引については「日経225オプション」と「TOPIXオプション」の2種類を取り扱っています(2022年8月22日時点)。

いずれも取扱銘柄は少なめですが、人気や注目度の高い銘柄が厳選されているため、先物取引やオプション取引で銘柄選びに迷いたくない方にとっては重宝するでしょう。一方で、先物取引やオプション取引は豊富な選択肢からより自分に合う商品を選びたい場合は、取扱銘柄数の多い証券会社を検討することをおすすめします。

今、読まれている記事