◉おすすめ!未来を先取りした「未来型不動産投資法」〜今後の不動産の行く末〜


そこで、今後おすすめの不動産投資法なのですが、これは、当然、「投資」であるからには、「未来を先読み」していく必要があります。さて、どんな分野に今後期待ができるでしょうか。

もちろん、従来のように「投資用物件(マンション等)」を購入して賃貸しし、ローンの支払いと家賃収入の差額で収入を得るというのも一つの方法ですが、人口が少なくなり、超高齢社会、老人が多く子供や若者が少ない現代となってきている今、「熱い」不動産投資法はなんでしょうか。
そう、「介護」関連の不動産投資や、あとおすすめできるのが「スポーツジム」あるいは「リハビリ系」不動産への投資、あるいは「健康・フィットネス・アンチエイジング・美容関連」の不動産への投資です。
不動産といっても様々な種類があり、若者向けの一人暮らし物件から老人夫婦住まいの賃貸物件、あるいは先ほど言った様なスポーツジム併設物件やリハビリ・介護施設併設物件などもあります。
エステなどのアンチエイジングサービスを優待している物件などもいいかもしれませんね!

こういった物件は将来の流れを見据えたものなので、こういった物件に投資をするのは非常に有益である可能性が高いです。間違っても人気のない物件に投資はしないようにしましょう。これは自分を守る術です。

また、将来的に可能性が他にある分野としては、農業・地方・第一次産業関係のニッチ分野に関わる不動産です。例えば「軽井沢」のような地方だけど避暑地はこれから「人気の上がる地方」だと思いますし、福島の震災・原発問題はありますが、私自身の出身地・田舎が福島県の会津地方ですが、震災の影響もほとんどなく、地震にも強い地域らしいので、安心出来ると共に、米コシヒカリや果物の産地で、夏でも比較的涼しい(2013年夏の平均気温が高くても28〜31度程度、最高34度程度。(著者計測))と涼しく、避暑地としても栄えそうな場所は東北にもたくさん存在しております。東北は「お祭り」や「花火」が比較的盛んで、京都の様な風情のある箇所はたくさん存在します。
「軽井沢」が有名になる前に軽井沢の土地をたくさん買った方は、不動産収入が大幅アップしたそうです。こういった将来性のある土地・建物に投資をするというのが不動産投資の基本ですね。


◉不動産の価値は普遍?不動産投資への行方


多くの人が不動産は普遍の価値であると信じ、不動産に投資しているものと思います。そうです。不動産は高価なものですから、多くの人が不動産に投資し、不動産の価値を崇拝するでしょう。
しかし、不動産の価値が暴落するとしたら、どんなことでしょう。
例えば、戦争、地震、土地荒廃(土地がやせる)、景気衰退など、そういうことがあるとすれば、やはり不動産の全体価値は落ちます。

しかし、やはり「不動産」を必要とする場面が多くででてくれば、やはり、不動産の価値はあがるのです。例えば、広大な土地を必要とする「農業」、そして店舗や様々なコミュニティ、例えば大阪市・ミナミの「道頓堀」がプール化計画される等の事も実際に起きておりますが、こういった周辺で需要が沸き、不動産価値はあがるでしょう。もちろん、東京オリンピックに関しても、2020年に向けて、オリンピック会場周辺の不動産の価値はあがるでしょう。
万が一、不動産の価値が下落するとき、それはその不動産の価値を動かしている人間の価値、ひいては「存在意義」が下落してしまうことと言っても過言ではないかもしれません。そう考えると、人々が「努力」することは非常に重要ですね。

【参考】

高齢化や災害を乗り越える資産運用〜人口オーナス期の不動産投資とは?〜
アジアから見た日本の不動産、ならびにシンガポール最新不動産事情
大相続時代における土地持ち富裕層や不動産投資家のための3つの注意点
ハゲタカは1年前に上昇を予測?〜不動産市場を支える主要プレイヤー達の実態〜
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O.M:不動産ライター