株式取引をする場合、どのような点を気にすればよいだろうか。もし「なるべく安い手数料で」と考えているのであれば、ネット専業のDMM.com証券「DMM株」での取り引きを考えてみてはいかがだろうか。

この記事では、DMM株の特徴やメリット・デメリット、口座の開設方法について確認していく。

スピードと手数料の安さを追求するDMM株

DMM株,魅力
(画像=PIXTA)

手数料が低いことをアピールする証券会社は多い。DMM株も同様に手数料が安く、取引にコストがかからないことを特徴として挙げている。また口座開設までのスピードの早さも注目すべき点だ。DMM株取引のどのような点がおすすめなのか詳しく解説していく。

DMM株のメリット

DMM株のメリットは、以下の通りだ。

手数料が業界最安値水準

DMM株は手数料が業界最安値水準であることも人気の理由。国内株式手数料をSBI証券と比較してみよう。

約定代金 DMM株の手数料 SBI証券の手数料
~5万円以下 55円 55円
~10万円以下 88円 99円
~20万円以下 106円 115円
~50万円以下 198円 275円
~100万円以下 374円 535円
~150万円以下 440円 640円
~300万円以下 660円 1,013円
300万円超 880円 1,070円

上記の通りSBI証券と比べても割安であることが分かる。1取引あたりの約定代金が10万円台以上になる場合はDMM株を選んだほうがコストはかからない。また25歳以下であれば取引手数料全額キャッシュバックも行っている。キャッシュバックされた金額は、DMM株口座に入金されるため取引に利用しよう。

国内・米国株式を信用取引の担保にできる

「今は現物株式取引しかしていないが将来信用取引をしたい」と思っている人もいるだろう。信用取引では、担保として現金や株式を差し入れる必要がある。差し入れた担保の評価額の約3.3倍までの金額の取引ができるため、限られた資金で大きな金額の株式取引をしたい人に人気だ。DMM株では、信用取引に使う担保に米国株式も利用することができる。

多くの証券会社で信用取引はできるが担保にできるのは現金や国内株式だ。外国の株式を担保にできる会社は珍しい。ちなみにDMM株の米国株式の保証金換算率は、原則前々営業日の最終価格の60%となっている。担保にできる銘柄も決められているため、信用取引を始める際は事前に確認しておこう。

米国株式の取引手数料無料

DMM株の手数料の安さは、国内株式取引だけではない。米国株式の取引手数料は、約定代金にかかわらず一律0円。これから米国株式取引にチャレンジしてみたい人にとって、手数料無料は非常に魅力的だろう。ただし、為替手数料や配当金受取時の為替スプレッドについては以下の通り有料のため、注意しておきたい。

為替手数料 1米ドルあたり25銭
※DMM株が定める為替レート適用
配当金受取時の為替スプレッド 基準為替レート -1円
※公示レート

多彩なツール

DMM株は、多彩な取引ツールがあることも特徴だ。どのようなものがあるかご紹介しよう。

・DMM株 STANDARD

ウェブブラウザの「DMM株 STANDARD」は、操作がシンプルな万能型取引ツールだ。以下のような機能が利用できる。

・メニューからワンクリックでチャート・ニュース・ランキングなどが閲覧可能
・どの画面からもワンクリックで注文画面に遷移可能
・グラフ・図で決算情報や信用残情報も分かりやすい
・銘柄情報の検索や取引だけでなく入出金やポイント交換などの情報も確認できる
・信用取引に必要な建玉可能額の変化も把握できる。
・相場が変動したときの預託率の確認も可能

このように投資初心者から上級者まで満足できる取引ツールである。

・かんたんモード

DMM株は、スマホアプリでも取引可能だ。ただ初心者の場合、そこまで多くの機能は必要ない人もいるだろう。そのような場合でもスマホアプリ内で初心者向けの「かんたんモード」と中上級者向けの「ノーマルモード」が切り替えられるため便利だ。初心者向けの「かんたんモード」の特徴を紹介しておこう。

・アプリ内のレイアウトがシンプルで見やすい
・複雑な操作や設定は不要
・注目テーマから銘柄が検索できるなど、銘柄選びがしやすい
・入金もワンタップ操作で可能
・手数料無料でリアルタイム反映もできる
・アプリ内でノーマルモードへの切り替え可能

かんたんモードは、投資初心者だけでなくパソコンやスマホの操作が苦手な人にもおすすめだ。投資や操作に慣れてきたらノーマルモードに変更するのもいいだろう。

ポイントもたまる

DMM株では、取引手数料の1%を「DMM株ポイント」としてためることができる。1ポイント=1円として証券口座に入金されるしくみだ。ポイントは、当日約定分が翌営業日に付与され1000ポイントから取引に利用できる。頻繁に取引をする人には見逃せないサービスだろう。

・IPOの数は少ないが平等抽選

IPOとは、新規公開株式のことである。IPOでは、より多くの人から資金を集めるために、幹事証券会社を介して株の購入希望者を募り、希望者が多い場合は抽選で購入できる人を決定する仕組みだ。ただ証券会社によっては、預かり資産や取引実績が多い人を優先して当選させるところもあるため、申込前に確認しておきたい。DMM株では、2020年のIPO取扱数が5件と少ないが抽選は平等に行われる。

需要申告時(ブックビルディング時)に買付代金が不要のため、取引実績がさほどない投資初心者でも当選の可能性がある点はメリットといえるだろう。

・24時間サポート

DMM株は、ネット証券会社であるため、不明点が出た場合に対面で相談することはできない。しかし以下のツールから相談をすることが可能だ。自分に合った方法を選ぼう。

電話 受付時間:
冬時間:月曜日午前7時~土曜日午前6時50分
夏時間:月曜日午前7時~土曜日午前5時50分
LINE 受付時間:
冬時間:月曜日午前7時~土曜日午前6時50分
夏時間:月曜日午前7時~土曜日午前5時50分
メール メールフォームより

メールは24時間、電話やLINEも土日を除いてほぼ24時間受け付けている。また公式サイトには「よくある質問」「株式用語集」「株式取引はじめてガイド」なども掲載されているため、不明点があればこれらを参考にするのもいいだろう。

DMM株のデメリット

DMM株には、どのようなデメリットがあるのかも確認しておこう。

つみたてNISAは使えない

積み立てで投資をしたい人に人気なのが「つみたてNISA」である。最長20年間、定められた投資信託への投資で得られる分配金や譲渡益にかかる税金が非課税になるというものだ。毎月少しずつ積み立てをしたい場合に利用するとお得な制度だが、DMM株では残念ながら利用できない。

取扱商品が少ない

「株式投資だけでなく他の金融商品にも投資したい」という人も多いかもしれない。しかしDMM株では、他の証券会社に比べて取り扱っている金融商品が少ないため要注意だ。具体的には、以下の商品を扱っている。

・国内上場株式
・上場投資信託(ETF・REIT)
・上場投資証券(ETN)
・信用取引
・米国株式(973銘柄)
※ 2021年8月11日現在
・米国ETF
・ADR(117銘柄)
※ 2021年8月11日現在

上記の金融商品への投資を考えているのであれば、DMM株の利用を検討してみよう。

DMM株の評判

DMM株の評判や口コミをチェックしてみよう。

・手数料が安い点が良い!
手数料が業界最安値水準なので満足。また米国株式の取引手数料が無料である点もうれしいところ。

・アプリが使いやすい
スマホアプリが使いやすい。画面のデザインが良く見やすいので取引の時に助かる。

・サポート体制が整っている
電話サポート窓口がつながりやすい。メールの問い合わせも返信が早いところも満足している。

・口座開設のスピード感
口座開設時に「スマホでスピード本人確認」を利用したら当日中に取引ができるようになっていた。このスピード感はすごい!

代表的な口コミをご紹介したが「手数料の安さ」「アプリの使いやすさ」「充実したサポート」といった点に満足している声が多かった。また「口座開設までのスピードが早い」という口コミも見逃せない。

DMM株の新規口座開設キャンペーン

DMM株では、新規口座開設キャンペーンを実施している。これから口座開設をしたい人はチェックしておこう。

・取引手数料無料キャンペーン
新規口座開設、登録完了をした人を対象に国内株式の取引手数料が1ヵ月間無料となるキャンペーンを実施している。
※口座開設完了日はマイページで登録必須項目の入力が完了した日とする
※手数料無料期間は約定日基準

・口座開設キャッシュバックキャンペーン
新規口座を開設した人から抽選で10名に2000円をキャッシュバック。
※口座開設完了日はマイページで登録必須項目の入力が完了した日とする

DMM株の口座開設の方法

DMM株の口座開設の方法を確認しておこう。

申し込む

DMM株公式ホームページの口座開設お申込みフォームに以下の必要事項を入力する。

・氏名
・生年月日
・連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)
・性別
・国籍
・職業
・財務状況
・投資目的
・投資の経験など

入力フォームに記入、送信したら、本人確認書類を提出する。本人確認書類の提出方法はいくつかあるのでそちらも確認しておきたい。

・スマホでスピード本人確認
・アップロード
・メール
・FAX
・郵送

本人確認書類は、以下のいずれかを提出する。

パターン1 個人番号カード
パターン2 マイナンバー通知カード(もしくはマイナンバー記載の「住民票の写し」か「住民票記載事項証明書」)+顔写真付き本人確認書類1点(運転免許証等)
パターン3 マイナンバー通知カード+顔写真なしの本人確認書類2点(健康保険証、住民票の写し等)
パターン4 マイナンバーが記載された住民票の写し(もしくは住民票記載事項証明書)+顔写真なしの本人確認書類2点(健康保険証、住民票の写し等)

本人確認書類の提出方法の中でおすすめしたいのが、「スマホでスピード本人確認」だ。申し込み完了画面または申込受付メールに記載されている専用URLから、画面の指示に従い本人確認書類と顔写真の撮影を行うだけだ。送信や郵送の手間はかからない。なおスマホでスピード本人確認が利用できるのは、下記の組み合わせの本人確認書類を利用する場合に限られる。

パターン1 個人番号カード
パターン2 運転免許証+マイナンバー通知カード(もしくはマイナンバー記載の「住民票の写し」か「住民票記載事項証明書」)
パターン3 在留カード+マイナンバー通知カード(もしくはマイナンバー記載の「住民票の写し」か「住民票記載事項証明書」)

審査

申込後、本人確認が終わったら審査に入る。もし急いで取引を始めたい場合は「スマホでスピード本人確認」で本人確認を行おう。スマホでスピード本人確認ならば1時間程度で審査結果の連絡がくる。また他の本人確認方法では、取引時に使うログインIDやパスワードは郵送(簡易書留)されるが、スマホでスピード本人確認の場合はウェブ上の通知で完了だ。

口座開設・取引開始

ログインIDやパスワードが通知されたら、総合口座ログイン画面からログインし必要事項を登録。その後指定口座に入金もしくは取引ツールからクイック入金を行えば取引を始めることができる。

DMM株は口座開設までのスピードにも注目!

DMM株の特徴とメリット・デメリットを紹介してきた。手数料の安さが最大のメリットだがそれ以外にも口座開設までのスピードが早い点にも注目したい。思い立ったらすぐに口座開設し取引を始められる点はおすすめポイントといえるだろう。ただしDMM株には「つみたてNISAが使えない」「取り扱う金融商品が他社に比べ少なめ」というデメリットもある。

「株式取引にだけ利用する」など用途を絞った使い方を検討してみてはいかがだろうか。