GMOクリック証券 概要

GMOクリック証券の総合評価点


※ ZUU調べ

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2.32

  • 手数料

    3位/12位

  • 取扱商品

    7位/12位

  • チャート

    6位/12位

  • 情報

    7位/12位

  • IPO

    11位/12位

  • 投資信託

    7位/12位

GMOクリック証券の概要

メリット
  • 業界最低水準の手数料
  • 幅広い商品ラインナップ
  • 円普通預金金利0.11%(年率、税引前)の優遇金利
  • 株主優待による取引手数料キャッシュバック
デメリット
  • 取扱商品が主要ネット証券と比較して少ない
  • 約定金額や取引方法によって取引手数料が他社より高くなる場合がある

結論

こんな人におすすめ

GMOクリック証券は、初心者から上級者まで、幅広い投資家におすすめです。取引はもちろん、株主優待で取引手数料を実質無料にしたい人や優遇金利で預金をしたい人など、特殊なニーズを満たすことができるユニークなネット証券といえるでしょう。

GMOクリック証券の評判・口コミ

GMOクリック証券利用者の評判・口コミ

ユーザー満足度平均

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ユーザー満足度平均

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満足度分布

項目別満足度

サポート

4

ポイント特典

3.5

取引ツール

4.1

取扱商品

4

口座開設

4.3

手数料

4.3

満足度

4.1

GMOクリック証券はGMOインターネットグループの強みを活かしたネット証券

GMOクリック証券は、GMOインターネットグループが創業したネット証券です。日本がまだインターネットの黎明期だった1995年から約10年かけて培ってきたインターネット技術と経験を活かして、2006年にGMOクリック証券が誕生しました。もともと金融業界とは無縁のグループが立ち上げたネット証券という点で珍しい証券会社といえるでしょう。

GMOクリック証券では、業務面やシステム面での抜本的な見直しを行うことで、取引コストの軽減に取り組み、業界最低水準の手数料を目指しています。幅広い商品を取り扱うGMOクリック証券ですが、大手ネット証券のフルラインナップと比較すると取り扱いのない商品があります。

しかし、CFDの取扱銘柄が豊富であるため、取り扱いのない商品をCFDでカバーできる点が便利です。また、グループの強みを活かした「証券コネクト口座」の優遇金利は、円普通預金金利0.11%(年率、税引前)です。ほかにグループの強みを活かした特徴として株主優待があります。GMOインターネットグループ各社の株主優待を利用することで、取引手数料が一定の金額までキャッシュバックされます。

GMOクリック証券の手数料 | 業界最低水準の取引手数料

GMOクリック証券の取引手数料は業界最安値水準です。さらに、GMOインターネットグループ各社の株主優待を利用することで、取引手数料が一定の金額までキャッシュバックされます。株主優待によるキャッシュバックは半年で最大2万9,000円です。(2022年8月18日現在)

25歳以下の投資家は現物取引の手数料を無料にしているネット証券がありますが、GMOクリック証券では、すべての投資家が株主優待を利用して取引手数料を実質無料にできる場合があります。

GMOあおぞらネット銀行との口座連携サービス「証券コネクト口座」を利用する場合、円普通預金金利が0.11%(年率、税引前)になります。トップクラスの優遇金利で、投資資金だけではなく生活資金も一緒に「証券コネクト口座」に預け入れる場合、より多くの利息を得られる点が魅力です。GMOクリック証券の口座を開設する人は、GMOあおぞらネット銀行も同時に開設することを検討してみましょう。

GMOクリック証券の取扱商品 | 豊富な商品ラインナップ

GMOクリック証券の取扱商品は、国内株式と投資信託、ETFおよびETN、REIT、債券、先物・オプションなどです。そして、NISAとジュニアNISAとなっており、幅広い商品を取り扱っています。投資信託を取り扱っているものの、つみたてNISAを扱っていない点は注意が必要です。

また、GMOクリック証券では、取り扱いのない外国株式やコモディティについて、CFDの品揃えが充実しているため代替投資手段として利用することができます。ただし、CFDはレバレッジをかけて資金効率を高めることができますが、資金管理が難しくロスカットには注意が必要です。

大手ネット証券のSBI証券や楽天証券と比較すると、取り扱いがない商品もあるため、より多くの商品から投資対象を選択したい場合は他の証券会社との併用も検討しましょう。

GMOクリック証券のNISA

NISA(一般) | GMOクリック証券は厳選された商品ラインナップと取引手数料無料が魅力

GMOクリック証券では、東京証券取引所上場銘柄(株式、ETF、ETNおよびREITなど)ならびに、GMOクリック証券が厳選した投資信託を扱っています。なお、国内株式にはIPOおよびPOを含みます。さらに、NISA口座で取引する場合、すべての取引手数料が無料です。

また、GMOクリック証券では「完全前受制度」を採用しています。非課税投資枠を超過した約定を自動で課税口座(特定口座または一般口座)に変更する証券会社がありますが、GMOクリック証券では非課税投資枠の範囲内で注文を受け付けます。「非課税だと思っていたのに課税されてしまった」という事態を防ぐことができるため、安心して取引ができるでしょう。

新規NISA口座開設手続きについては、郵送にて書類を提出します。NISA口座の開設にはGMOクリック証券の証券口座が必要となるため、証券口座を持っていない場合はまず開設手続きを行いましょう。

なお、制度上の注意点として3点挙げておきます。まず、NISA口座は1人1口座であるため、複数の金融機関で開設できません。次に、一般NISA、つみたてNISAは選択制となっており、どちらか一方しか開設できません。最後に、一般NISAを利用して商品を購入できるのは2023年までです。2024年からは、非課税対象および非課税投資枠が見直され、2階建ての「新NISA」としてリニューアルされます。

つみたてNISA | GMOクリック証券では取り扱いなし

GMOクリック証券では、つみたてNISAの取り扱いがありません。つみたてNISAを検討している場合、他の証券会社を検討すると良いでしょう。

ジュニアNISA | GMOクリック証券では厳選された商品ラインナップと取引手数料無料が魅力

ジュニアNISAは未成年の長期にわたる資産形成のための制度です。

ジュニアNISAの大きな特徴として、注意したいのが、資産の引出しです。ジュニアNISAは、口座開設者が18歳(3月31日で18歳である年の1月1日)になるまでは払出しができません。同じNISAの一般NISAやつみたてNISAは自由に払い出しが可能ですが、ジュニアNISAは途中で払出しをした場合は、原則として過去に非課税とされていた利益に課税されます。子どもや孫の将来に向けた資産形成を主な目的としているためです。

この払出し制限が、ジュニアNISAの普及しなかった一因とも言われています。そして、2023年をもってジュニアNISAの制度は終了することが発表されました。

2024年以降は、保有している株式、投資信託等および金銭の全額について、年齢にかかわらず、非課税での払出しが可能になります。払出し制限が改善することを受けて、制度終了が発表されたにもかかわらず、ジュニアNISAの口座数が増加しています。一般NISAまたはつみたてNISAの非課税投資枠を使い切っており、ジュニアNISAの最大80万円(年間)の非課税投資枠を利用したい人は検討してみると良いでしょう。2022年を含め、2年間利用でき、最大160万円まで投資が可能です。

GMOクリック証券では、東京証券取引所上場銘柄(株式、ETF、ETNおよびREITなど)ならびに、GMOクリック証券が厳選した投資信託を扱っています。なお、国内株式にはIPOおよびPOを含みます。さらに、ジュニアNISA口座で取引する場合、すべての取引手数料が無料です。(コールセンターからの注文・単元未満株式の売却注文は除く)

GMOクリック証券ではiDeCoの取り扱いなし

GMOクリック証券では、iDeCoの取り扱いがありません。iDeCoを検討している場合、他の証券会社を検討すると良いでしょう。

GMOクリック証券のポイント・キャンペーン

概要 | キャンペーンの数は比較的少ない

GMOクリック証券では、同社内で利用できるポイントおよび他社のポイントとの連携サービスの取り扱いがありません。

また、GMOクリック証券では、FXの新規口座開設などのキャンペーンを展開しています。大手ネット証券のSBI証券や楽天証券では、複数のキャンペーンが同時並行で開催されていますが、GMOクリック証券では、開催されているキャンペーンの数は2022年7月末現在で1件と少なくなっています。また、過去のキャンペーンの数も比較的少なくなっています。サービスの開始や節目などで開催されることがあるため、タイミングが合う場合は、ぜひキャンペーンを活用したいところです。

GMOクリック証券のPC機能 (取引ツール・注文方法・チャート)

概要 | 高度な板情報と発注スピードが魅力

GMOクリック証券のPC版取引ツールでは、省スペースでの注文に特化した「はっちゅう君」と注文機能が強化された高スペックツール「スーパーはっちゅう君」の2種類から選択できます。どちらも対象資産は国内株式で、投資信託の取引はツールを利用できず、ブラウザからの取引になります。一方で、主要ネット証券のSBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券ではいずれも商品別用途別に複数のツールを提供しています。

GMOクリック証券のツールは注文機能が優れていることが魅力です。東証次世代システムである世界最高水準の高速性、信頼性および拡張性を兼ね備えた、現物商品の売買システムの「arrowhead」の1つ「FLEX Full」に対応しています。また、「信用スピード注文」は信用取引がワンクリックだけで発注できる点も魅力です。現物取引や信用取引のデイトレードを行いたい人にとって、高度な板情報と発注スピードを持つGMOクリック証券のツールは大変魅力的でしょう。さらに、高速で更新される板情報に合わせたリアルタイム分析による情報も充実しています。

GMOクリック証券のアプリ (取引ツール・注文方法・チャート)

概要 | 希少なApple Watch対応のアプリ

GMOクリック証券では、商品別に8種類のアプリを利用することができます。株式取引を行う「GMOクリック 株」および「GMOクリック 株 for iPad」をはじめ、FX取引を行うApple Watchにも対応した「GMOクリック Fxneo」のほか、外為オプション、取引所CFD、店頭CFDおよび株価指数バイナリーオプション専用のアプリが提供されています。

GMOクリック証券のアプリでは、スマホでスピード本人確認を利用して、最短2営業日後から取引を始めることができます。

日本株式を取引したい人は「GMOクリック 株」または「GMOクリック 株 for iPad」をアプリストアから無料でダウンロードして利用できます。GMOクリック証券のアプリは1つのアプリで完結する点が魅力です。

GMOクリック証券の情報サービス

概要 | 視覚的に一目で分かる情報のグラフィカル表示で財務分析

GMOクリック証券では、割安もしくは割高などの企業価値、業績推移など、投資には欠かせない情報がひと目で分かるようグラフィカル表示し、ファンダメンタル分析に基づいた分析結果を解説しています。見づらい貸借対照表や損益計算書を一目で分かりやすく表示する「Shares」は、ファンダメンタル分析に基づいた投資をする人にとって大変便利です。

また、四季報などの情報配信のほか、アナリストレポートも閲覧できます。優待情報には換算金額表示があるため、優待利回りを計算する人には魅力的でしょう。しかしながら、大手ネット証券と比較すると情報の種類は比較的少ないといえるでしょう。多種多様な投資情報をもとに投資判断を行いたい人にとっては物足りなく感じるかもしれません。

GMOクリック証券の会社情報

会社名称GMOクリック証券
所在地東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
電話番号0120-727-930 携帯から : 03-6221-0190
上場企業名GMOインターネット株式会社(証券コード:9449)
登録番号関東財務局長(金商)第77号
設立2005年10月28日
公式HP-
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