保険加入者の63.3%は生命保険に課題を持っている

保険は、多くの人にとって人生で2番目に高い買い物と言われる。生命保険文化センターが発表している平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、日本人の生命保険加入率は90.5%で、世帯年間払込保険料は41.6万円(月3〜4万円の計算)とのことだ。ところが、加入保険内容に関して何かしらの課題を持っている人の割合は、63.3%もいるとのことことだ(同調査)。

それでは、保険加入者はどのような課題を抱えているのだろうか。大西氏は、保険加入に関してよくある問題として、保証内容をあまり理解せずに加入していたり、そもそもの加入目的が不明瞭、加入内容がライフプランに合っていないなどを挙げた。


生命保険選び4つのポイント

自分に適した効果的な保険はどのように選べば良いのだろうか。大西氏は、以下の4つのポイントを解説した。

①目先の保険料だけでなく総支払額で考える
②自分のライフプランに合った保険を選ぶ
③他の金融商品にはない特徴を活かす
④できるかぎり汎用性の高い保険を選ぶ

特に③については、金融商品の強みを上手に活かすことが重要だと述べた。保険、預貯金、投資(変動商品)の3つに関して、保険であれば保障が得られる、預貯金であれば安全性が高い、投資であれば大きく増える可能性があるといったそれぞれの「いいとこ取り」をした保険商品に注目するべきとし、「終身保険」を紹介した。

終身保険の活用例としては、現役時代の死亡・高度障害の保障、解約返戻金を取り出して老後資金へ、配偶者のサードライフ生活資金として、介護施設への入居金などが考えられるとのこと。(ZUU online 編集部)

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