新型コロナウイルスの影響で、生命保険に加入する人が増加しています。万一の事態に備える方法というと、保険をイメージする人が多いですが、実は選択肢は他にもあります。
今回は、人生のリスクヘッジと資産形成の2つを叶える方法として、不動産投資を紹介します。
コロナは生命保険への加入にも影響を与えた?
株式会社エイチームフィナジーは、2020年1月から5月の間に生命保険に加入した20代から40代の男女を対象に、「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」を実施しました。
その中で、「新型コロナウイルスの流行は、生命保険加入及び検討することに影響を与えましたか」という質問に対し、「かなり影響を与えた」「やや影響を与えた」「影響を与えた」と回答した人の合計が72.8%となり、多くの人が何らかの影響を受けていることがわかりました。
また、「新型コロナウイルスの流行は、生命保険への加入、検討に対してどのように影響を与えましたか」と尋ねたところ、結果は下記のようになりました。
罹患時の収入減に備えること(53.0%)
罹患時の医療費(治療費・入院費)に備えること(52.7%)
万が一の際に遺された家族の生活費、教育費(46.3%)
※罹患(りかん) ‥病気にかかること
罹患した場合の収入源はもちろんですが、コロナ倒産が増えている中で、倒産リスクやリストラリスクについても考えなければなりません。
人生のリスクは実は身近なところにひそんでいますが、非常事態にならない限り、なかなか目が向かないのも事実です。コロナの影響によって気づくことができたことは、リスクに対して備えるチャンスといえるかもしれません。
生命保険代わりとして注目される不動産投資
リスクヘッジの方法というと、生命保険を思い浮かべがちです。しかし生命保険は、リスクが現実のものとならない限り、ほとんど意味をなさない場合もあります。高い保険料を支払っただけで、保険金を受け取る機会がなければ、トータルでみると損になってしまう可能性もあります。
それならば、最初から保険ではなく投資でリスクに備えるというのも1つの選択肢です。投資によって不労所得が得られれば、コロナ罹患時の収入減や医療費の心配も減少するでしょう。また、倒産やリストラといった事態にも冷静に対処できるでしょう。
投資の中でも、特に不動産投資は生命保険代わりになると言われています。それは、不動産投資ローンを組む時に団体信用生命保険(団信)に加入するからです。
団信に加入することで、返済者に万一のことがあった場合、保険金によってローンの残債が支払われます。そのため、家族はローン完済後の物件をそのまま手にすることができるのです。家賃収入が定期的に入ってくることで、生活費や教育費をまかなうこともできるでしょう。
リスクヘッジ以外に資産形成としての側面も
2019年は老後2,000万円問題が話題になりました。不景気の影響で退職金は以前と比べて大幅に減少し、早期退職を募る企業も増加しています。今の時代、リスクに備えることはもちろん大事ですが、老後の生活費を貯めることも同じくらい重要になってきています。
生命保険でリスクに備えることはできても、高い保険料を支払い続けながら、同時並行で資産形成を実現するのは至難の業です。その点、不動産投資ならば、リスクヘッジと資産形成を同時に叶えることができます。
万一のことがあった場合は、団信でローン完済後の収益物件を家族に遺せる。何も起きなければ、退職時にはローン完済後の収益物件を手にし、不動産オーナーとして悠々自適の生活を送れる。2つの悩みを同時に解決できるのが、不動産投資の魅力です。
不動産投資で団信に加入することで、不要な保険を見直せば、かえって生活費が安くなる可能性もあるかもしれません。リスクヘッジや資産形成に関心があるなら、一度不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか。
(提供:マンション経営ラウンジ)