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価格コムが調査

若い世代が生命保険に加入する目的は「老後保障」と何?

保険選び,貯蓄,生命保険
(写真= maroke /Shutterstock.com)

生命保険に加入したきっかけは「社会人になったから」。20代では将来への不安も手伝って「老後保障」「貯蓄」目的がほかの世代よりも高い。こんなアンケート調査結果が明らかになった。「取りあえず入っておくと安心」というイメージもある生命保険だが、若い世代の加入心理は違っているようだ。

調査は、カカクコムが運営する購買支援サイト「価格.com」が、全国の登録ユーザーを対象に2017年1月にWebアンケートを行ったもので、1748人が回答した。

加入率は高水準だが、若年世代は減少傾向

生命保険の加入率については、「加入している」が、79.7%と約8割に上り高い水準。しかし2009年調査に比べると、全体の加入率は1割減となった。これは、若年層の加入率が低いためで、20代で46.3%と半数に届かず、2009年と比べても18.9ポイント下がった。30代でも同様で、加入率は15.8ポイント減、40代で16.7ポイント減と軒並み減少しており、これらの年代層が足を引っ張った格好だ。これに対し、60歳以上は82.6%の加入率で、一段と年代差が目立つ。

加入している生命保険の種類は、「生命保険(終身)」が73.2%とダントツだった。次いで「生命保険(定期)」(33.9%)、個人年金保険(30.1%)、学資保険(11.9%)、養老保険(5.9%)の順。

しかし年代別で見ると、20代では「生命保険(定期)」が52.6%と、どの年代よりも高い結果となった。将来の生活設計の見直しや結婚、出産といったライフプランも想定して、終身とは違う定期型を選んでいるようだ。また、老後に受け取る年金などへの不安もあって「個人年金保険」もほかの年代より高い47.4%となっている。

子育て真っ盛りの世代である30~40代では、将来の子供の進学を見据えて「学資保険」に加入する人も2割以上いる。

加入のきっかけは「社会人になったから」

生命保険に加入したきっかけについては、「社会人になったから」(28.6%)、「自分で必要だと感じて」(26.1%)がそれぞれ全体の3割近くを占めた。40~50代でも同様で、社会人になって間もない時期に加入した保険を継続している人が多いことをうかがわせる。

また、30代では「家族構成が変わったため」(21.5%)という回答も目立ち、結婚や子供の誕生をきっかけに生命保険を検討し始めるようだ。

保障と貯蓄も考える20代

加入目的で注目したいのは、若い世代の動向だ。アンケートでは(複数回答)、年代に関わらず「医療保障」(74.7%)と「遺族保障」(60.9%)を挙げる声が多数を占めた。顕著なのは、20代で「老後保障(老後の生活資金の準備)」(36.8%)「保障と貯蓄をかねたもの」(47.4%)と答えた人の割合が、ほかのどの世代よりも高いことだ。「保障と貯蓄をかねたもの」は30代、40代では2割にすぎない。

万が一のときの対策に生命保険をと考える世代は、子育て世代やシニアが主体だ。一方、仕事をスタートして間もない20代としては、将来の年金不安や仕事を失うことに対する恐れの方が大きい。保障と同時に貯蓄のメリットも考えることで対策を講じていることがうかがえる。

しかしこうした結果とは裏腹に、加入している生命保険の保障内容を理解している人は半数に満たない。具体的には「理解している」と答えた人は46.6%。「理解していたが内容を忘れた」(24.6%)、「理解していない部分がある」(24.8%)と合わせると、多くの人が保険に加入すれば、取り敢えず安心?という状況なのがうかがえる。

保険に加入すると、各種の書類が送られてくるが、丁寧に見直す人は少ない。引き出しの中にしまったままという人も少なからずいるだろう。フリーアンサーで「どんなケースで保険金が支払われるか、まったくわからない」という回答もあった。保険料を支払う対価として享受する保障だ。メリットとデメリットを改めて確認したいところだ。

保険選びは競合商品が多く選択が難しい

この生命保険選びが厄介なのは、「競合する商品の種類が多く、選択が難しい」点だ。そう思うと答えた人は59.7%と6割近くに上った。このためか、「保障内容を理解するのが難しい」(45.5%)という回答も多い。内容を理解する前に、保険をかけた場合、自分や家族の「必要保障額が分からない」(29.1%)ということも感じるだろう。

万が一のことを想定して加入する生命保険だが、具体的に自分に何が起こるか、残された家族がどうやって生活していくかなど、家族で話し合う時間があっても良さそうだ。

情報の入手先としては、気軽にアクセスできる「インターネット」(55.2%)がトップになっているのもうなずける。回答は「生命保険会社の営業職員」(28.6%)、「生命保険会社のホームページやパンフレット」(23.3%)と続くが、いずれも保険の全体像を知るために必要な手段だ。

一方、回答者の6割近くは複数の保険会社や商品を「比較検討」したいとしている。インターネットではこうしたサービスも増えており、活用すべきだろう。しかし生命保険に「貯蓄」目的で加入することが果たして正しいのか--。その点に不安を感じさせる調査結果といえそうだ。(ZUU online 編集部)

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